京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

2015-01-01から1年間の記事一覧

秋の鯖(若狭)街道をゆく 葛川坊村その1

花折峠のトンネルを抜けて、秋深まる鯖街道を北上、10分ほどで葛川(かつらがわ)市民センターの駐車場に到着。ここらは大津市葛川坊村町といい、渓谷を貫く安曇川が京都市左京区北東部、丹波高地の百井峠(国道477号が通る)近くに発し、ほどなく滋賀県に入…

萩ー秋芳洞その1

秋吉台の秋芳洞に着いたのが午後4時過ぎ。秋の陽が西に傾き、もう少し早ければ観光客で混み合うだろう秋 芳洞への道もほとんど人影がなく、秋芳洞観光センターから徒歩400mで秋芳洞の正面入口(秋芳洞案内所)ま で足早に入口へと向かった。入場券の売り場…

秋の鯖(若狭)街道をゆく 花折峠

鯖(若狭)街道のかつての難所、花折峠は現在は花折トンネルが京都から若狭まで連綿と続く山塊の一部を貫 き難所といえないまでも、トンネルを抜けた途端、車窓に飛び込んでくる山塊の眺めは、やはり難所といってい い。花折峠は安曇川と和邇川の分水嶺とな…

萩へー角島秋景その2

陽がやや西に傾き、萩の町に行く前にもう一か所行かねばならない。名残惜しく秋の陽に輝く海を見ながら再び 角島大橋を渡り、本土側の橋の袂にある展望台から大橋にカメラを向けた。こちらからの眺めもまた雄大という ほかない。展望台でしばらく時を忘れて…

萩へー角島秋景その1

角島は、山口県下関市豊北町大字角島の日本海(響灘)上にある島。山口県の北西端。北長門海岸国定公園 に含まれる。牧崎と夢崎の2つの岬がウシの角のように突き出している様から角島と呼ばれた。 面積は4.1平方 キロ。本州とは海士ヶ瀬戸で隔てられていたが…

宝が池雑木林 秋の風景

京都市の北、宝が池の雑木林。近くに国立京都会館やプリントホテル京都があり、一帯は公園として市民の憩 いの場所となっている。

古都東山の秋

父母の祥月命日に京都東山の大谷祖廟に墓参に出掛けた。東山一帯は秋の色彩に満ち満ちていた・・・

萩へー角島大橋の景観

青海島から約40キロ西方の下関市豊北町の油谷湾の西に浮かぶ島を角島(つのしま)という。その豊北町と角 島間の海士ヶ瀬戸に架かる橋を角島大橋と呼ぶ。角島大橋は1993年(平成5年)9月6日に着工し、2000年(平成 12年)11月3日に開通した。総工費149億円。…

萩へー青海島の景観

津和野の町を後にして国道9号線を走り、いったん萩の近くを通って長門市の青海島に向かった。車で二時間半 の行程である。青海島(おおみじま、おうみじま)は、山口県長門市の北、日本海に浮かぶ島である。面積14平 方キロメートル、周囲は約40キロメートル…

烏丸半島の秋その2(水生植物公園みずの森)

爽やかな秋晴れの午後、琵琶湖大橋の橋脚が秋の陽に美しく輝いていた・・・

烏丸半島の秋その1(水生植物公園みずの森)

琵琶湖湖南烏丸半島にある草津市立水生植物公園みずの森、秋の風景・・・

津和野ー太鼓谷稲成神社その2

津和野の町から城山の方向を眺めると、太鼓谷の峰に朱塗りの鳥居がぎっしりと並んだ参道が見える。信者か ら奉納された1,000本の鳥居がトンネルを作り、その中を 300mほど登ると太皷谷稲成神社がある。開運厄除の 守護神として、中国、四国、九州の全域に信…

津和野ー太鼓谷稲成神社その1

翌朝、旅館の部屋から眺めた津和野の川霧とJR山口線の線路。この線路の津和野と新山口間を土日祝日に一 日一往復、SL「やまぐち号」が煙と蒸気を吐きながらはやてのように走りぬける。 天気の良さに背を押されるように旅館を後にして津和野の町を見下ろす太…

矢橋帰帆島の秋その4

ロープを張って造ったジャングルジム、勇気のある男の子たちはてっぺんで、女の子たちは下の方で楽しそう・・

矢橋帰帆島の秋その3

穏やかな秋の日の公園の風景・・・

津和野の町並みその2

「史跡と鯉の町」と、町から出ているパンフレットに書かれている。ついでながら津和野は市ではなく、町であ る。鯉の数のほうが人口より多いという。殿町とよばれる大身の武家屋敷のみぞにも鯉がむれている。町を 貫流する津和野川にも多い。ツグイもいる。…

矢橋帰帆島の秋その2

メガソーラー発電所全景 HPから転載 本発電所は、96,138m2の土地に京セラ製太陽電池モジュール33,264枚を設置、年間予想発電量は約930万kWh (一般家庭2,900世帯分の年間電力消費量に相当)となる見込みで、発電した電力は全量を関西電力へ売電す るとのこ…

津和野の町並みその1

西周の旧宅から町の中心に戻り、大きく西に傾いた落日の中、まだ明るさの残る町中を散策する。 津和野はまことに静かな城下町である。ここを治めていた津和野藩は戦国時代、大内氏、毛利氏に仕えていた 豪族の吉見氏が支配していた。そのため、関ヶ原の戦い…

矢橋帰帆島の秋その1

近江八景の一つに「矢橋帰帆」という風景がある。矢橋(やばせ)は滋賀県草津市の集落地名。矢橋港から船に 乗り対岸の石場(大津市)に達すると東海道の近道になることから、古くから琵琶湖岸の港町として栄えた。「矢 橋帰帆」にはその湖上を矢橋港に進む…

津和野ー史跡西 周旧宅

津和野の町は津和野川が中央を流れる小さな盆地の底にある。陽が傾いて周囲の山々に残照の陽があたり明 るく照らしだされると、それにつれて底にある津和野の町は次第に陰ってゆく。森鴎外の旧宅と津和野川を挟ん で対岸にあるのが西周(にしあまね)の旧宅…

津和野ー史跡森鴎外旧宅

森鴎外記念館の隣に建つ国指定の史跡森鴎外旧宅は西周旧居と津和野川をへだてて向かいあっている。森家 は代々津和野藩の藩医で、50石どりの家柄であった。鴎外(林太郎)は文久2年(1862)1月19日この家で生ま れ、明治5年(1872)11歳で上京するまでここで…

津和野ー森鴎外記念館

森鴎外記念館ー小さな津和野の町中にある明治の文豪、森鴎外の記念館。旧宅の隣に建つ近代的な文学館 で、玄関のエントランスにある鴎外の胸像が来館者を迎えてくれる。明治陸軍軍医のトップである軍医総監に 上りつめる一方で、文学者として文筆活動を続け…

津和野ー乙女峠マリヤ聖堂(キリシタン殉教史跡)

午後3時ごろようやく津和野の町に入った。まず妻がぜひ行ってみたいという乙女峠マリア聖堂に向かった。カー ナビでようよう探し当て、駐車場から急な山道を登る。秋の陽が西に傾き、山影の陰影が濃くなる道を登りきると マリア聖堂の尖塔が視野に飛び込んで…

津和野へその4

聖湖の北方に広がる八幡高原の森の中にあるレストラン「ファームノラ」で昼食をとって一路津和野に向かう。

津和野へその3

三段滝から津和野まで山の中の自動車道を走ることとなる。宿の女将さんから聞いた聖湖に立ち寄る。聖湖は 中国電力株式会社が管理する発電専用ダムとして造られた樽床ダムの人造湖である。名勝・三段峡の最上流 部でもあることから広島県北部の観光地として…

津和野へその2

三段滝からの帰路、駐車場に向かう・・・

古都の秋本番その6

岡崎神社を後にしてさらに丸太町通りを東に進み、天王町の交差点から白川通りを北に向かう。白川通りの東 方、東山の山裾に沿って流れる琵琶湖疏水分線に沿った歩道が「哲学の道」である。永観堂付近にある熊野若 王子神社横から始まり、銀閣寺道バス停付近…

古都の秋本番その5

創建当時境内を始め地域一帯が野うさぎの生息地で、多産なうさぎは古くから氏神様の神使いと伝えられる。治 承二年には中宮も御産の際に安産の祈願をされた。安産の神としての信仰は厚く、腹帯を持ち込み祈願する慣 わしがある。巫女が釜の熱湯を束ねた笹の…

津和野へその1(三段滝)

三段峡ホテルで一泊、翌朝も引き続き秋晴れの朝を迎え、津和野に向けて出発。三段峡の近くにある宿の女将 の勧めもあり、三段峡の上流にある三段滝に立ち寄ることにした。三段滝の駐車場に車を停めて、山道を歩くこ と小一時間。辺りに轟く滝の音、三段滝で…

古都の秋本番その4

平安神宮を後にして、京生まれ、京育ちのわたしでも歩いたことのない道を哲学の道に向かって歩いてゆくと 左手の通りの向かうに神社ののぼりが見えた。岡崎神社である。岡崎神社は、京都市左京区岡崎にある神社で ある。別名「東天王」とも言われる。桓武天…