16水口曳山祭
江戸時代から200年以上続く伝統の祭、水口曳山祭・・・
祭の風景・・・
祭の風景に子供の姿を欠かすことはできない・・・
水口曳山祭の子供たち・・・
お囃子は曳山の中で奏される緩急の変化をつけた勇壮な調べで、「ヤマの囃子」などと称されていたが、戦後に なって「水口ばやし」と称するようになった。江戸の祭囃子の流れを汲むものとされるが、地方色も加味されてい る。楽器は大太鼓、小太鼓、鉦、篠笛…
曳山が境内に収まった午後神輿の巡行が始まった。元気な若者たちの掛け声とともに神輿は舞台の周囲を 何度も回る・・・
参道に架かる桜木をよけながら曳山は進み、境内に入ると微調整の方向変換(ギリ廻し)を繰り返しながら定位 置に向かう・・・
今年祭に出る4基の曳山のうち最後の曳山がやってくる。満開の八重桜と曳山の風景がよく似合う。曳山は進 行方向を少し変えるようなときは、祇園祭と同様に竹を敷いた上に車輪を載せて、車輪を横滑りさせて方向を変 えてゆく。
曳山を境内への入り口に向けると曳き手は心一つになって綱を曳く。大きな車輪が境内の砂利を小気味よく音 を響かせながら進んでゆく。
一基目の曳山が水口神社境内の所定の場所に収まると、次の曳山が境内に入り、舞台の周囲を回って本殿の 前で参拝する頃、三基目の曳山が参道から境内へと直角に方向を転回する。祇園祭の辻回しとは違って、テコ で曳山の前部を持ち上げ、曳山中央の床下に伸…
水口曳山祭は、毎年4月20日に滋賀県甲賀市水口町の水口神社の例祭水口祭にあわせて催される曳山の巡 行祭である。曳山の中で演奏される水口ばやしと合わせて昭和60年(1985年)3月29日に滋賀県の無形民俗文 化財に指定された。 水口町は甲賀郡の中心部で、古…