2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧
師走の夕暮れは早い・・・そうこうするうちに太陽は西に傾き、鴨川を黄金色が包み込む。家路を急ぐ若い恋人た ちにも、会話を楽しむ橋上の女性たちにも夕暮れが忍び寄る・・・ 今年もあと数時間で終わりです。皆さん、今年も暖かいご支援ありがとうございま…
師走の四条大橋。この日北山に今年初めての冠雪があり、寒風が鴨川を吹き抜ける中を、襟を立てて足早に橋 を渡ってゆく人々。誰が置いたのか、ユリカモメが欄干の餌を啄ばんでいた・・・
祇園巽橋あたり。静かな花街の師走風景・・・
石塀小路を西に出ると殷賑な通りに出る。下河原である。右折すると正面に八坂神社の美しい鳥居が目に入 る。この下河原からの入り口が八坂神社の正面である。四条通りの突き当たりの石段のある三門を正面と思っ ている人が多いようだ。静かな師走の境内に例…
三年坂を下りきると広い通りに突き当たる。右に行けば護国神社、霊山歴史観。そして坂本龍馬の墓がある。 左に曲がりしばらく行って右に折れると「ねねの道」と愛称される道に出る。この道の右側には霊山観音があり、 そしてその右手には高台寺がある。高台…
清水寺の参道は松原通といい、しばらく下ってゆくと右手に三年坂(産寧坂)への石段が見える。その石段の途 中、右側にある明保野亭は幕末の「明保野亭事件」で知られる料亭である。石碑と共に店舗が現存するが、事 件当時は現在よりもやや北東位置にあったと…
京都東山清水寺。門前町の参道を行き来する観光客たち。師走の京都を訪れる観光客が最近増えてきた。師 走の独特の雰囲気が好まれるのだろう。
師走を迎えた静かな古都のたたずまい・・・
ハーバーに停泊するヨットは木枯らしを避けて湖岸に潜む水鳥たちみたいなものだ。いつか春が来て暖かい風 が湖面に吹き渡る。風を一杯に帆に受ける春がくる。それに夢をつないでいまは静かに停泊する・・・ 今年ももうすぐ終わる・・・
今年も湖国に冬がやってきた・・・ 生けとし生きるものすべてを雪と氷の中に閉じ込める冬がやってきた・・・
収穫を終えた田畑はよく手入れされ、新しい年の豊かな実りを待つ・・・
晩秋の里山。師走なのにこの日は暖かく、畑の野菜の色が鮮やかに晩秋の陽に映えていた・・・
近江八景の湖南の景勝の一つで「矢橋(やばせ)の帰帆(きはん)」と呼ばれた矢橋の面影は矢橋帰帆島(やば せきはんとう)という人工島が出来て無くなった。 島は1978年に着工し、1982年に下水道浄化センターとして運用開始。島内は公園施設として整備され…
紅葉公園に向かう入り口にある神社。境内から観音正寺への登り口がある。この結神社は「むすび」というが「ゆ い」と呼ぶ神社もある。古くから生産、縁結びなどにご利益があるという。近年は縁結び、恋愛の神社として知ら れる神社である。いまから900年ほ…
淨光山乾徳寺 繖(きぬがさ)紅葉公園の入り口にある寺院。 臨済宗妙心寺派、寺暦によれば開祖は聖徳太子 という。杉の木立と燃えるような紅葉の間をまっすぐに伸びる石段をあがると時の流れが止まったような錯覚を 覚える。静寂に包まれた紅葉に包まれた五個…
”近江商人の塚本仲右衛門が私財を投じ、自然の地形を生かし粋をこらして完成された公園・・・”と、案内板に あ.る。西国三十三霊場札所の観音正寺のある観音寺山はまた繖(きぬがさ)山ともいい、その麓にある公園であ り、その名の通り紅葉の名所であるがあ…
太郎坊宮(たろうぼうのみや) 滋賀県東近江市にある神社である。太郎坊宮、通称太郎坊阿賀神社。欽明天皇 (539-571年 第29代天皇)の時代、聖徳太子が箕作山に瓦屋寺を創建したときに霊験があって創建されたと伝 える。後に伝教大師(最澄)が参篭し、社殿・…
その美しい姿から近江富士と呼ばれる三上山のふもとに広がる花と緑に囲まれた森林公園、近江富士緑花公 園の秋を訪れてみた。
♪静かな、静かな里の秋・・・
裏山の遊歩道から見た国法の五重塔、瓦葺の三間四方、高さが22.8メートルあり、近江の三重塔としては最大 規模。本堂の大屋根に五重塔が乗っかったように見える風景がわたしは一番好きである。 湖南三山の最後の善水寺は野洲川の対岸にあり、ここからは少し…
常楽寺 山号は阿星山(あぼしさん)、本尊は千手観音。同じ地区にある長寿寺の「東寺(ひがしでら)」に対し て、「西寺(にしでら)」と呼ばれている。長寿寺、善水寺とともに湖南三山の1つに数えられる。1月中旬には祭事 の鬼ばしりが行われる。近江西国…
参道の敷き詰められたような黄色い落葉を踏みしめながら本堂に向かうと次第に心が安らいでくる。 平日であり人も少なく静かな紅葉狩りであったが、帰るときには観光バスが一台到着していた。
平成16年旧甲西町と旧石部町が合併して出来た湖南市。その観光キャンペーンの一環として、湖東三山(百済 寺、西命寺、金剛輪寺)の向こうを張って湖南三山というものが新たに作られた。長寿寺、常楽寺、善水寺の三 寺である。いずれの寺も国宝、重要文化財の…
紅葉も近江の秋空も、堀沿いの蔵も、橋を渡る人影も、スケッチに興じる人影も、そして近江八幡の歴史さえも 八幡堀はなにもかも映し込む・・・
静寂が広がる近江八幡の町並み、紅葉を映し出す八幡掘も鏡のように澄んでいた・・・
紅葉した草を草紅葉という。近所の住宅地の空き地が草紅葉で真っ赤になっていると聞き、早速カメラを肩に出 かけてみた。なるほど穏やかな秋日の元、草紅葉が絨毯のように広がっていた。
明王院 天台宗の寺院。開基(創立者)は相応和尚(そうおうかしょう)である。地名を冠して葛川明王院(かつら がわみょうおういん)と称されることが多く、息障明王院(そくしょうみょうおういん)、葛川息障明王院、葛川寺など とも称される(宗教法人とし…
明王谷でみた美しくて、小さな秋・・・
地主神社の左手にある明王院への参道に架かる朱色の三宝橋、その下を流れる川が穿つ谷を明王谷といい、 比良山系の懐に続く。この明王谷に沿った山道は比良山への登山道であり、ここから比良山最高峰の武奈ヶ 岳(標高1214m)まで約3時間の行程である。比良山…
更に若狭街道を北上。朽木・葛川自然公園を過ぎてすぐ右手に地主神社への案内板が目に入る。ここら あたりを葛川坊村町という。地主神社の祭神は国常立命(くにとこたちのみこと)、この地の地主神で ある思古淵明神(しこぶちみょうじん)も祀られている。…