2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧
1,200年前、伝教大師最澄が比叡山に庵を結んだのに始まる天台宗の総本山、延暦寺。 白河法皇が「賀茂川の水、双六の賽、山法師。これぞ朕が心にままならぬもの」と言った延暦寺(山法師 とは延暦寺の僧兵のこと)。 元亀2年(1571年)、信長により全山焼き討…
比叡山には京都側の八瀬からのケーブルカーと滋賀県側の坂本からのケーブルカーで登ることができる。 延暦寺にはこの坂本ケーブルの乗っていくのが便利だ。この日(11月10日)麓の日吉大社の紅葉はまだ一 部を除いて色づき始めたばかりだったが、ケーブルに…
滋賀県比叡山の麓、坂本にある日吉大社は全国にある日吉・日枝神社の総本宮。千年の都・京都平安京の 表鬼門を守る方除・厄除の神社として有名。日吉大神の使いである神猿は「マサル」と呼ばれ、「魔去 る」「勝る」に通じて縁起の良いものと信仰されている…
宿泊した大津プリンスホテルの部屋から見た琵琶湖の夜明け。高層ホテルの上階からでありカメラのアン グルは同じような景色となったが、それでも時間の経過とともに朝空と湖面の色が微妙に変化していく。 写真は東方向を写したもので、写っている橋は近江大…
藤原彰子に仕えていた紫式部は、彰子から新しい物語を所望されたがいい案が浮かばず、寛弘元年(1004 年)石山寺観音堂に七日間こもって祈念した。すると、名月が瀬田川から琵琶湖の水面に映えるある晩、 月を眺めるうちにひとつのストーリーが湧いてきた。 …
ミシガンを追って船の周囲で群舞するユリカモメ。渡り鳥として冬に北から渡ってくる冬鳥である。終日 琵琶湖で過ごすユリカモメもいれば、早朝比叡山を越えて京都の鴨川で過ごし夕方琵琶湖に帰ってくるユ リカモメもいる。別名都鳥ともいい、琵琶湖や鴨川で…
かっての職場の同僚たちと滋賀近江路の秋に遊んだ。浜大津からミシガンに乗船してクルージングを楽し み、石山寺で源氏物語に想いを寄せ、大津プリンスホテルで湖国の夜を過ごし、翌日日吉大社でまだ少し 早い紅葉に感嘆し、そして坂本からケーブルに乗り、…
福井県小浜市にある史跡、鵜の瀬。 奈良二月堂の「お水取り」で水を汲み取る若狭井の水源がこの「鵜の瀬」で、奈良と若狭が「鵜の瀬」の 水中洞穴でつながっているという伝説。奈良二月堂の「お水取り」に対しここでは毎年3月2日の夜、 「お水送り」の行事…
福井県若狭町の天徳寺境内奥に位置する「瓜割の滝」は、山あいの岩間から湧き出る清泉で、一年を通し て水温が変わらず、夏でも水につけておいた瓜が割れるほど冷たい事から、その名前がつけられた。 昭和60年環境庁の「名水百選」選定されている。
とりすました表情、得意げな表情、はにかんだ表情、さわやかな表情、自信に満ちた表情・・・ 祭りにはさまざまな表情がある。 そして今年も時代祭りは終わった・・・
平安の女性たちの後姿には雅があふれる
出発の前美容師たちは古都の女性の顔に刷毛を走らせ、髪を梳かして化粧直しに努めていた。雨模様のこ の日は発汗による化粧崩れが少なくて助かるという。
常盤御前 凛とした表情、気品のある表情、優しい表情、柔和な表情、温かい表情、穏やかな表情、幼さを残す表 情、したたかな表情、強さを秘めた表情・・・都の女性(にょしょう)にはさまざまの表情がある。
時代時代の風俗に身をやつした平成の女性(にょしょう)たち。艶やかな古都の女性(にょしょう)たち である。
得意満面の平成の武将、武将たち
1895年(明治28年)、平安遷都1100年を記念して平安神宮が創建された。その時、平安神宮の大祭、建造 物、神苑の保存のため、市民により平安講社が組織され、記念事業として時代祭が始まった。祭が行われ る10月22日は、桓武天皇が794年(延暦13)に長岡京か…
今年も時代祭がやってきた。祭りの日、10月22日の天気は毎年快晴の日が多いが、今年の時代祭りは残念 ながら雨模様のもとで行われた。毎年京都御所に早い目に出かけていって行列を待つ参加者の様子を写す ことが常であるため、今年は気分を変えて平安神宮の…