里山シリーズ
棚田を見下ろすようにして凛とそぴえる一本桜。満開になるとその美しさで棚田一帯は華やかな春の風景を見 せてくれる。
田んぼの周囲に張り巡らされた金網、どこか開いていて田んぼの中に入れないかなと捜すが出入り口は鍵が掛 けられていて入ることができない。金網の隙間にカメラを押し付けるようにして写真を撮る。なんだか自然を盗み 取りするような感覚である。だがそうし…
滋賀県の豊かな自然を代表するような里山の風景が広がる、比叡山の麓、大津市北部 の仰木地区。 仰木の 集落は、千二百年以上の歴史を持ち、仰木から伊香立方面に 抜ける県道47号沿いには今も美しい棚田の風 景が残っている。この棚田を初めて訪れたのは10…
湖南の麦畑に広がるポピーの花の群れ。可憐な花が春風に頼りげなさそうに揺れていた・・・
麦畑が黄色く色づいてくると近江の田植えが始まる・・・
里山にも秋の気配が忍びよってきた。豊穣の、恵みの、秋がやってきた・・・
乳牛の餌となるトウモロコシの発育は本当に早い。ここ東近江でも牛舎のそばのトウモロコシ畑では夏の暑い太 陽の陽射しを浴びて、懸命に葉を広げていた。真夏の里山の風景である・・・
湖南の水田地帯。今年も稲穂の膨らむ季節がやってきた・・・
田植えの終わった風景は青々として生命が台地に満ち満ちている・・・
田植機のある里山の風景・・・
田植えを待つ水田の側を新幹線が通り過ぎる近江八幡里山の風景・・・
東近江の里山にも、桜に負けまいと梨が満開の花を咲かせていた。下校の子供たちの明るい声が里山に響い ていた。
東近江の水田でも田植えの準備が始まった。 田植えの準備作業 荒起し 冬季に水はけのよいように通しておいた溝を埋めて平らにして水が入る状態にすることをいう。また、 草を取る為でもある。 入水 荒起しで平らにした田んぼに水を入れる。田んぼに入れる水…
畑のしだれ桜の開花時期を迎えた甲賀市信楽町深堂の里山も春を迎え、桃の花が咲き、日当たりのいい斜面 には、1200年の伝統を持つ銘茶・朝宮茶の茶畑の緑豊かな風景が広がる。 茶摘みの時期ももうすぐだ。
晩秋の陽が西に傾く里山の風景・・・
コンバインが稲田を走り回る季節がやってきた。実りの季節がやってきた・・・
トウキビ畑の隣にある乳牛の牛舎。晩夏の暑気に混じって牛舎の強烈なにおいが流れてきたが、乳牛たちは建 物の中でのんびりと餌を食んでいた。トウキビは牛の飼料として栽培されている。
東近江の里山、トウキビ畑のある風景・・・
豊穣なる東近江の実りの秋を予感させる風景・・・
東近江、太郎坊山の麓に広がる里山の晩夏の風景・・・
比叡山の山裾にやさしく抱かれた仰木の山里・・・
日増しに稲穂がたわわに実り始めるこの時期、大津市の仰木の棚田を訪れた。里山に餌を求めて山を下りてくる 猿やイノシシ防止用に張られた金網がかつての棚田の美しさを台無しにしている。一昨年の春に来たときはまだ 金網は張られていなかったのだが・・・…
里山、夏の夕暮れ・・・
田植えを控えた里山の風景・・・
水田地帯が広大な湖東に比べ、湖西は比良山系の山裾が琵琶湖の湖岸近くまで迫っているため、水田地帯が 狭く棚田が多い。湖西線も山際と水田地帯のすき間を縫うようにして走っている。もうすぐ稲刈りの日がやってく る高島の鵜川の風景である。
お盆を過ぎた残暑の空はもう秋の空である。それにしても今夏の夏の暑さは異常であろう。残暑は9月下旬まで 続くのではあるまいか。だが、空はもう秋の空である・・・
湖南の晩夏、実るほど頭を垂れる稲穂かな・・・
梅雨雲が低く重く垂れた里山の空は雨気に満ち満ちていた。白鷺の白さばかりが目立つ初夏の里山風景。
刈り取りを終えた麦畑を野焼きする。野焼きの灰は次の生命を育む養分となる。
田植えが終わったばかりの苗、もうすっかり水田に根付いてさわさわと風に揺れていた。すずやかな春の水田 風景である。