17八朔の日 祇園
写真愛好家たちが美しい被写体を求めて右往左往する京都の夏、喧噪の祇園八朔・・・
声をかけると気さくに撮影に応じてくれる市有里さん、時折見せる笑顔が可愛く美しい・・・
すっかり祇園の顔となった市有里さん、後ろ姿にも凛とした気品が漂う・・・
涼やかな表情を浮かべる八朔の日の舞妓さん、芸妓さんたち・・・
可愛い舞妓さんに対して芸妓さんの立ち振る舞いは美しく、凛とした気品が漂う・・・
八朔の祇園町、喧噪の町・・・・
焼けるような暑さの中で黒紋付きを身にまとい、互いに笑顔を交して汗を拭き合うその姿は凛として、美しく、そし て健気な祇園の女性たちである。
女将さんを先頭に舞妓さんたちが行き交う巽橋から続く新橋通り。暖簾を持ち上げるのは一番年下の舞妓さん の役目だ。金糸を織り込んだだらりの帯が揺れるたびに夏の陽に輝く・・・
笑みを浮かべて巽橋にやって来た舞妓さんたちも、橋の反対側でカメラを向ける報道陣や写真愛好家を意識し たのか神妙な表情に戻って近づいてくる。
八朔は旧暦8月1日を指し、京都の花街では日頃世話になっている先に感謝の気持ちを込めてお礼や贈り物を する習わしが今も受け継がれている。芸舞妓さんは黒紋付きの礼装で、京舞井上流家元や日頃世話になってい るお茶屋などを訪問し、「おめでとうさんどす…
花街のシンボルとも言っていいすだれが微動だにしない蒸し暑い祇園の八朔の朝・・・
南楼門は明治時代初期に再建されて以来約140年ぶりに進められていた八坂神社の正門で今年4月に本格的 な修復工事が終わった。南楼門は高さ約14メートル、幅約9メートルで、本殿の南側にある銅板ぶきの2層の門。 祇園祭の神輿は必ず南楼門を通り、長刀鉾の稚…
8月1日八朔の朝 八坂神社界隈の風景。修復工事の終わった南楼門の朱色が鮮やかに甦った・・・