京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

2010-01-01から1年間の記事一覧

高島畑棚田の晩秋の風景その1

滋賀県高島、畑棚田の晩秋の風景。西に傾いた陽が山の端に最後の光を投げかけていた・・・

晩秋宇治川、天ヶ瀬ダムの風景

晩秋の宇治川、天ヶ瀬ダムの風景・・・

晩秋湖北の風景その4

大浦漁港を過ぎてさらに湖岸沿いの道を進むと奥琵琶湖パークウェイに入る。20分ほど走るとドライブウェイは 山の方への登り道に入るが、その登り道を行かず、直進する道にコースをとってしばらく走ると菅浦の集落に着 き、自動車道路はそこで尽きる。沖合い…

晩秋湖北の風景その3

メタセコイヤのマキノから東へ車を走らせ、西近江路を南下して海津に出て、春は桜で満開となる海津 大崎を右手に竹生島が浮かぶ北琵琶湖を見ながら走らせると小さな湖北の漁港、大浦漁港に着く。静か な鄙びた漁港である。

晩秋湖北の風景その2

真っ赤に燃えるメタセコイヤ、秋の湖北マキノ高原の風物詩である。今年はこの辺り初雪はいつごろ降るのであ ろうか。

晩秋湖北の風景その1

晩秋の湖北の風景を訪ねて湖西道路を一路北に向かって車を走らせた。風は冷たいが陽は春を思わせる ような心地よい12月の初旬であった。マキノあたりの柿畑はもう収穫は終り、枝に残った柿の肌が陽の 光に眩しく輝いていた。収穫された柿はもう干し柿として…

晩秋の東山界隈(南座から祇園あたり)

今年の南座の顔見世興行は暴力事件で怪我を負った歌舞伎俳優市川海老蔵の不出場で大きく揺れた。 初日を待つこの日、海老蔵のまねき看板はすでに下ろされてなかった。だが顔見世のまねき看板は京都 の師走の象徴といっていい。 白川、巽橋、辰己明神、祇園…

鯖街道 朽木渓谷その5

葛川の坊村からさらに鯖街道を北上し、朽木渓流魚センターへの道を左折して、安曇川の支流に沿って山に深 く入ってゆくと、これこそ朽木渓谷の風景と言っていい眺めに出くわす。朽木渓谷秋本番の風景である。

鯖街道 朽木渓谷その4

葛川の坊村に鯖街道から少し山側に入ったところに明王院という寺がある。その奥に続いている谷を明王谷と いい、比良山への登山口となっている。明王院の紅葉が美しく朱に染まっていた。

鯖街道 朽木渓谷その3

朽木渓谷を穿つ安曇川は、京都府および滋賀県を流れる淀川水系の一級河川。流路延長52kmは、琵琶湖に流 入する河川では野洲川に次ぐ長さである。北東部、丹波高地の百井峠(国道477号が通る)近くに発し、ほどなく 滋賀県に入る。比良山地と丹波高地にはさ…

鯖街道 朽木渓谷その2

比良山系への西側からの登山口がある葛川坊村あたり。安曇川の西側にある朽木・葛川県立自然公園から眺 める安曇川の向こうの坊村の甍と後ろの山の杉と紅葉樹の彩が美しい。やや曇りがちの空の雲の切れ目から 突然秋の日差しが射して辺りの紅葉樹を明るく照…

鯖街道 朽木渓谷の秋その1

琵琶湖の西側には南北に走る比良山系がある。比良山系の東側、すなわち琵琶湖側は比良山系の山裾がなだ らかに広がっているが、西側は比良山系の最高峰武奈岳の山裾が、安曇川が穿って造った朽木渓谷に急激に 落ち込んでいて、美しい渓谷美を見せている。

鯖街道 花折峠の秋

紅葉で賑わう大原の里を抜けて国道367号線を北の山塊に向けて車を走らせる。京都府と滋賀県の県境にある 途中トンネルを抜けてさらに走ってゆくと次第に急カーブが続く山の登りにかかかってゆく。この道が有名な鯖街 道である。両側の山並みが迫り、見える…

里山シリーズ63 棚田の秋(大津市仰木の里)

静かな里山の秋・・・

清流園

二条城の北側にある清流園は江戸初期の角倉了以の屋敷から建物の一部と庭石約800個を譲り受け、これを もとに二条城にふさわしく雄大、明朗、風雅をモチーフに全国から集めた銘石300個と新たに茶室を加え、1965 年(昭和40年)に完成。庭は池泉回遊式の和風庭…

西橋と内堀

天守閣跡から眺めた内堀はさざなみ一つなく、鏡のように静かなたたずまいを見せていた。二条城の外堀、内堀 は大阪城のそれに較べてはるかにスケールが小さく、大阪城を建てた豊臣秀吉と二条城を建てた徳川家康の 人柄、とくに経済感覚の違いを際立たせてい…

天守閣跡

美しい本丸庭園を眺めながらしばらく歩くと天守閣跡に続く石段下に出る。見上げると石段の勾配はかなりきつ く、その先にかつて五層の天守閣がそびえていたことに思いを馳せれば、実に豪壮な眺めだったに違いない。 息をやや乱しながら石段を登る。天守閣跡…

本丸御殿

二の丸庭園を抜けると内堀に達する。内堀は本丸御殿をぐるりと取り囲んでいて、内堀に架けられた東橋を渡 り、本丸櫓門をくぐると本丸御殿のある本丸庭園に続く。本丸は1626年(寛永3年)三代将軍家光の命により増築 されたもので、もとは五層の天守閣が高…

二の丸庭園

二の丸御殿の前に広がる二の丸庭園。 二の丸庭園は古来からの造園術にしたがい、池の中央に蓬莱島、その左右に鶴亀の島を配した書院造庭園で 小堀遠州の作と伝えられる。

国宝二の丸御殿

大政奉還の様子を人形で再現している大広間 国宝二の丸御殿。 武家風書院造の大費用的な御殿建築で、遠侍(とうざむらい)、式台、大広間、蘇鉄の間、 黒書院、白書院の6棟が東南から西北にかけ雁行に並んでいる。建物面積は3,300平方メートル、部屋数は33…

大手門

鉄板と鋲で覆われた大手門。徳川家康が天下を取ってから建てられた城だから、これほどの防御はいらないと 思うのだが、まだ脆弱な幕府創成期であり、徳川幕府のゆるぎない権威を見せる必要があったのだろう。 だから権威の象徴ともいえる五層の天守閣は1750…

外堀と石垣

京都の観光地としてあまりにも有名なのが、ここ二条城である。幕末の一時期江戸の徳川幕府の体制がそっく り京都に移されたとき、この二条城が幕府の臨時政庁となり、将軍が京都に滞在した。徳川十四代将軍徳川家 茂がそうであり、幕府最後の将軍となった十…

里山シリーズ62 京都嵯峨越畑その2

地元の人にそばの花のことを聞いても分からないという。京都新聞に紹介されていたというと、ようやく三人目の 農作業中のお年寄りが場所を教えてくれた。だが小さなそば畑という。その場所に着いたら確かに小さな畑だっ た。だがそばの花はけなげにも懸命に…

里山シリーズ62 京都嵯峨越畑その1

京都新聞に京都嵯峨越畑でそばの花が満開との記事と写真が掲載されていたので出かけてみた。 嵯峨越畑は京都市右京区、愛宕山の西北の山裾の棚田が広がる田園地帯で西隣りは亀岡市である。京都市 北部の山塊地域にこんな山深いところがあることに驚かされる…

里山シリーズ61 棚田の風景

比叡山の山裾に抱かれて、静かなたたずまいを見せる仰木の里の棚田に今年も秋がやってきた・・・

里山シリーズ60 畑作にいそしむ老夫婦(仰木の里)

静かな農村の風景・・・

里山シリーズ59 稲刈りの風景(大津市仰木の里)

大津の仰木の棚田に来初めてもう4,5年になるだろうか。稲刈りの風景もお馴染みだがこの時期、つい仰木の里 に向かってしまう。だが今年は訪れたのが少し遅かったため、かろうじて最後に近い稲刈りに間に合った。盛夏 の雰囲気の残る青空のもと、干された稲…

念仏寺をあとにして・・・

幻想の世界から念仏寺の石段を降りて愛宕街道に出るとまだしきもきらず人々はやってくる。愛宕街道も両側 の灯籠に照らし出されて美しい装いを見せている。イベント会場では子供たちが灯籠を手にしながら大人たちの 話を神妙に聞いていた。 ふと見上げると8…

千灯供養その6

賽の河原・・・

千灯供養その5

あだし野の一帯はすっかり暮れて闇が広がる。その闇の中にローソクの炎で浮かび上がる石仏たちと手を合わ せる人々の影。幻想的な雰囲気に人々は酔いしれる。