京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

臨済宗妙心寺の秋その5

方丈の西側に広がる広大な庭園は「余香苑」といい、造園家・中根金作氏の設計によるもので、昭和38(1963) 年に着工し、3年の月日を費やして完成した昭和を代表する名園で、伝統的な造園手法を基盤とした厳しさの中 にも優雅さを含み、大刈込みの間から三段…

奥州平泉 中尊寺その7

金色堂がある覆堂内は撮影禁止のため、インターネットからの写真を掲載。 まさに極楽浄土にいる心地にさせてくれる眩いばかりの仏の世界である・・・

奥州平泉 中尊寺その6

柔らかな秋の木漏れ日が降り注ぐ金色堂・・・

奥州平泉 中尊寺その5

本堂を経て阿弥陀堂の前を過ぎるといよいよ金色堂である。 中尊寺金色堂は、中尊寺にある平安時代後期建立の仏堂である。奥州藤原氏初代藤原清衡が天治元年(1124 年)に建立したもので、平等院鳳凰堂と共に平安時代の浄土教建築の代表例であり、当代の技術…

臨済宗妙心寺の秋その4

応仁の乱後、1597年に再建された方丈は重要文化財に指定され、禅内部の襖絵は狩野光信の高弟であった狩 野了慶の筆によるもので、桃山後期の優れた遺品とされる。禅と剣の道には精神的な共通点があり、江戸期に は宮本武蔵もここに居して修行に励んだと伝わ…

奥州平泉 中尊寺その4

本堂に鎮座する本尊の釈迦如来坐像。平成25年に建立・安置された仏像であるが金色眩く、目に痛いほどであ る。だが釈迦如来坐像は穏やかな表情で手を合わせる人々を温かく見守る。

臨済宗妙心寺の秋その3

方丈の座敷に架けられた国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」の掛け軸。日本の初期水墨画を代表する画僧・如拙作 の絵画作品である。図は水流の中を泳ぐナマズ(題名の「鮎」はナマズの意)と、ヒョウタンを持ってそれを捕らえ ようとする一人の男を表す。男はヒ…

奥州平泉 中尊寺その3

月見坂にある地蔵堂、薬師堂、観音堂等に手を合わせながら参道を進むと、中尊寺の門前に出た。門をくぐると 本堂が目に入った。本堂は中尊寺の中心となる堂塔のひとつで、年間を通じて多くの法要・儀式、そして様々な 行事が行われる。現在の本堂は明治42年…

臨済宗妙心寺の秋その2

退蔵院に向かう。庫裏の横から重要文化財である方丈に続く小路は艶やかな紅葉のトンネルとなって訪れる 人々を迎えてくれる。 退蔵院(たいぞういん)は臨済宗妙心寺派大本山妙心寺の塔頭である。初期水墨画の代表作である国宝「瓢鮎 図」を所蔵することで知…

臨済宗妙心寺の秋その1

妙心寺の塔頭、退蔵院で秋の特別拝観が行われているとのことであり先日出かけてみた。 妙心寺は、京都市右京区花園にある臨済宗妙心寺派大本山の寺院。山号を正法山と称する。本尊は釈迦如 来。開基(創立者)は花園天皇。開山(初代住職)は関山慧玄(無相…

渡月橋界隈の賑わい

渡月橋界隈の賑わい・・・

奥州平泉 中尊寺その2

堂内に入ると義経と立ち往生する武蔵坊弁慶の像が私ども参拝者達を迎えてくれる。弁慶の勇壮な姿にあらた めて手を合わせた。建物は木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、平入、桁行3間、張間2間、正面1間向拝付き、 外壁は真壁造り板張り、向拝木鼻には獏や…

宝厳院から渡月橋へその2

大堰川に出る。見慣れた風景だが、対岸の山の艶やかな色づきを眺め、保津川下りの船の櫓の音を聞いてい るとこころが落ち着き、気が和らぐ。唐突的に話が飛ぶが、NHKの大河ドラマ「西郷どん」でも最近放映されたが 明治政府の初期の頃、外遊から帰朝した…

奥州平泉 中尊寺その1

中津川渓谷で奥州の秋を満喫した後一路福島に向かい、福島駅の駅前でレンタカーを返却。駅前から仙台駅 行きの高速バスに乗り、夕方仙台駅の駅前に到着、迎えに来てくれた娘と逢うことが出来た。 翌朝ご亭主の運転する車に乗って娘夫婦と今回の旅行の一番の…

宝厳院から渡月橋へその1

宝厳院を後にして大堰川へ向かう・・・

宝厳院の秋その4

紅葉のトンネル・・・

中津川渓谷

絶景の眺望に堪能してさらに車を走らせ、深い森の中に入ってゆくと周囲が突然明るくなり渓谷に架かった橋の 上に出た。車を道路脇に停めて橋の上か下を覗きこむ。中津川渓谷である。秋元湖に流れ込む中津川の源流 にある渓谷で、約10キロにわたり滝や急流、…

秋元湖眺望

裏磐梯五色沼を後にして仙台市内の娘宅に行くべく磐梯吾妻レークラインを通って福島駅に向かった。福島駅 前でレンタカーを返却して、バスで仙台に向かうのである。磐梯吾妻レークラインは猪苗代湖の北方にある桧原 から秋元湖の北側の山中を抜けて福島方面…

宝厳院の秋その3

記録的な天候異変の夏を耐え抜いた紅葉は、美しく艶やかに葉を広げる・・・

宝厳院の秋その2

回遊式の庭園を巡ると次々と秋の風景が目の前に広がる・・・

裏磐梯五色沼の秋その3

五色沼は様々に変化する神秘的な水の色が名前の由来であり、五色沼という沼はなく湖沼群全体を指す。

裏磐梯五色沼の秋その2

静まり返った五色沼、秋の風景・・・

宝厳院の秋その1

宝厳院(ほうごんいん)は臨済宗天龍寺派の寺院で天龍寺の塔頭。山号は大亀山。 庭園 は「獅子吼の庭」と呼 ばれる借景回遊式庭園。現在秋の特別拝観を開催中であり、土塀越しの紅葉の見事さに魅かれて入園。

裏磐梯五色沼の秋その1

前夜裏磐梯のホテルで一泊、翌朝裏磐梯の五色沼に向かった。会津若松市の東方、猪苗代湖の北にある磐梯 山の北側一帯を裏磐梯という。磐梯山は会津盆地側からは、綺麗な三角の頂が見えることから会津富士、ある いは民謡にあるように会津磐梯山とも呼ばれて…

嵯峨天龍寺の秋

燃えるような紅葉溢れる嵯峨天龍寺・・・

塔のへつりその3

洞窟から左方の岩山を登った奇岩の中にお堂があった。お堂の中に鎮座しているのは「虚空像菩薩」である。こ の菩薩は807年に坂上田村麻呂が創建したものという。ちなみに虚空像菩薩は知恵や福徳をもたらす菩薩であ り、そのご利益は成績向上や記憶力増進、商…

塔のへつりその2

下を流れる、阿賀川。今でこそ穏やかな流れのように見えるが、塔のへつりはこの川が100万年もの歳月をか け、浸食と風化を繰り返し、できあがったものである。その川に架けられた吊り橋(藤見橋)から対岸に渡る。 浸食されてできた洞窟にはいつの世から始ま…

湖西の夜明けその2

湖西ヨットハーバーからの夜明けの風景・・・

塔のへつりその1

大内宿を後にしてこの日最後の訪問地、「塔のへつり」に向かう。 「塔のへつり」は、福島県会津地方の南会津東部を流れる大川が形成する渓谷で、大川羽鳥県立自然公園の 一角を占める景勝地である。 「へつり」とは会津方言で、川に迫った険しい断崖のことを…

湖西の夜明けその1

湖西の静かな夜明け・・・