2007-01-01から1年間の記事一覧
晩秋の里山風景
里の子供たちは竹ざおを使って栗取りを楽しむ。何だか忘れていた昔の光景を見るようだ。
静かな針江の里山風景。湧き水が川端にゆっくりと流れ込むように、針江の里山の時の流れはゆっくりと ゆったりとしている。
ここ針江では昔から鉄管を約20m打ち込むと非常に綺麗な地下水が湧き出す。 比良山系に降った雪、雨水が何年もかかり伏流水となりこの地域を通り琵琶湖に流れている。 郷の人はこの水を【生水】(しょうず)と呼び昔から大切に利用してきた。 集落の中央を…
針江の集落では各家庭の元池(もといけ)から湧き出した生水(しょうず)は一番綺麗な水が溜まる壺池 (つぼいけ)に入る。壺池の水はお料理、野菜の洗い水に、又洗顔に使われ、水は端池(はたいけ)に流 れる。端池にはたくさんの鯉が飼われている。鯉は料理…
昨年10月NHKで放映された「映像詩 里山」。 田んぼ、小川、雑木林・・・。人と自然が共にくらしてきた「里山」「里地」は、身近で、なつかしい、 そしてかけがえのない日本の自然。テーマは「水」。水と密接な関わりをもつ人と生きもの世界を、斬新 かつ…
歴史に名を残した女性たちや名も知れぬ庶民の女性たちの行列はいつまでも続く・・・
その時代時代の女性たちの行列は華やかであるとともに平安の女性たちのしたたかさを感じさせながら秋 の都大路をしずしずと歩を進めてゆく。
湖南の静かな里山風景
時代祭に欠かせない武者行列。時代時代によって変遷する兜鎧が興味深い。
時代祭は午前8時に平安神宮で神幸祭が行われ、次いで神幸の御鳳輦が9時に出発して 京都御所に至り 10時30分に御苑建礼門前で行在所祭が執行される。写真は御苑建礼門前での行在所祭の様子。
祭の脇役たちは下支えとなって祭を盛り上げてゆく。
祭に参加するこどもたちも祭を観る子供たちも祭の主役である。明日の時代を担う子供たちは祭に参加し て祭の伝統を確実に引き継いでゆく。
稲刈りを終えた田畑に煙がたなびき、柿の実が色づき、秋は次第に深まってゆく。
行列出発を控えて参加者はそれぞれ時間をつぶす。近くの芝生では大名行列の奴さんたちが毛槍を抱えて 行列の練習をしていた。
時代祭の行列は正午に京都御所を出発するが午前10時頃には準備を整え、早い目の朝食などをとって時 を待つ。その情景に心地よい秋の日が降りそそいでいた。
京都の秋を飾る時代祭は例年通り10月22日に秋晴れのもと盛大に行われた。
厳しくもあり豊穣なる恵みも与えてくれる北の大地に生きる人々・・・
北の建物はどこまでも続く北の大地にへばりついて人間の営みを支える。
北の建物は素朴な建物が多い一方メルヘンチックな可愛い建物も多い。
北の建物は素朴であり、荒々しくそして自然の厳しさを感じさせる。寒く冷たい雪景色の中での窓から洩 れる灯の光は暖かく、春の光のように見えるに違いない。
線路は続く、何処までも・・・ 丘陵は続く、何処までも・・・ 畑は続く、何処までも・・・
もうすぐやってくる真白に閉ざされた冬の寒さが厳しければ厳しいほど、その前の雪のない大地は豊かな 色彩を撒き散らし、大自然のおおらかな恵みを奏でる・・・
ああ、豊穣なる北の大地・・・
国道を走っていたら懐かしい汽車が目についた。かって冬の北の大地で活躍していた除雪機関車であっ た。 今は引退してこの場所で記念として展示されている。機関車の鋼鉄の肌に手を触れてみると幾星霜の歴史 の確かさが手に伝わってくるようだ。
北の大地の夜明け、原始からの営みが繰り返される・・・
どこまでも続く「ジェツトコースターの道」と呼ばれる道路。丘陵に立つ一本の木も印象的だ。
ゴルフ場のフェアウェイのような美瑛の風景。
ポスターやパンフレットで知り尽くされている美瑛の風景であるが、天と大地の大きな広がりは写真とい う限られた小さな空間ではとても表現できるものではない。
国内産競走馬の約8割を生産する日高は、数多くの名馬を輩出したサラブレッドの王国。 インフルエンザで何かと話題になった日高地方であるが今は落ち着いた雰囲気の中でサラブレッドたちは 元気に牧場を駆け回り、そして草を食んでいた。