2021-01-01から1年間の記事一覧
烏丸半島からの帰途、矢橋帰帆島の湖岸道路沿いの駐車場に車を停めて、対岸のびわ湖大津プリンスホテルや近江大橋の街並みの雪景色をカメラに収める。雲が切れて青空が広がり、穏やかな冬晴れとなった風景が美しい・・・
烏丸半島の突端にあるモニュメントのパイプに朝陽があたるとパイプは長大な蛇の胴体のように輝き始めた。そして、水鳥たちの鳴き声だけが静寂な湖上を流れてゆく・・・
曇天の中に一条の光が射し始めるとそのあたりからたちまち青空が広がり始めた・・・そうすると対岸の湖西の街並みの輝きがいっそう増してゆく。だが北に目を転じると、湖北の空の鉛色の雪雲が払われることはない。湖南に青空が広がっても、湖北は雪雲に覆わ…
湖南にある烏丸半島の湖畔から景色を眺めていると、対岸の雪に覆われた湖西の山々に雲間から漏れた朝陽があたり、山々が一斉に輝き始めた。
烈風は鉛色の湖上を吹き渡り、対岸の山々は雪に白く煙る。本格的な冬の訪れに湖上の水鳥たちは身体を小さくして波に身を任せ、湖岸の朽ちた捨てられた小舟は厳しい冬の風景に溶け込んでいた・・・
湖南初冠雪の風景・・・北日本と日本海側を中心とした本格的な寒波がやってきた。
本殿からの帰り道である裏参道を下る途中にある「お百度参詣道」は秋の陽の中、静寂な雰囲気に包まれていた。
「勝利と幸福を授ける神様」として信仰される太郎坊宮。古くから「神験即現(しんげんそくげん、神様のご利益がすぐに現れる)」の大神とたたえられ、聖徳太子をはじめ、伝教大師最澄や源義経などの尊崇を集めたという。 本殿の前から見上げると巨岩の垂直の…
巨岩からなる太郎坊山の中腹には、天狗信仰が伝わる太郎坊宮(阿賀神社)があり、登山口からは太郎坊宮の祈祷殿まで740段余りの階段が連なるが、祈祷殿前の駐車場までは、自動車で登って頂くことができる。駐車場からは眼下に蒲生野、遠く琵琶湖や近江盆地を…
太郎坊山、滋賀県八日市の北西部にある瓦屋寺山系の山。岩の山であり、標高350メ トル。「太郎坊」は天狗信仰にちなんだ名称。太郎坊宮は標高350mの太郎坊山(別名赤神山)に建つ神社で、大昔から「神様の山」「天狗が住む山」「修験道修行の霊山」とされ…
本堂の裏山を回遊する小径がある。小高い場所から見下ろした本堂、三重塔の姿は味わい深く、もみじの木々の中に凛とした佇まいを見せていた・・・
境内から眺めた国宝に指定された木造入母屋造檜皮葺、桁行七間、梁間六間の本堂は見るからにしてどっしりとした安定感のある建物であり、また檜皮葺の屋根の向こうに見える、これも国宝の三重塔の軽快な甍のシルエットと成す絵画的というか写真的というか、…
常楽寺(じょうらくじ)は、滋賀県湖南市西寺にある天台宗の寺院。山号は阿星山(あぼしさん)、本尊は千手観音。同じ湖南市に所在する長寿寺の「東寺(ひがしでら)」に対して、「西寺(にしでら)」と呼ばれている。長寿寺、善水寺とともに湖南三山の1つに…
もみじの紅葉も美しいがまっ黄色のイチョウの葉もまた美しい・・・
長寿寺。湖南三山の一つで奈良時代に創建された1200年以上の歴史を持つ天台宗の寺院。山号は「阿星山(あしょうざん)」。平安時代に再建された檜皮葺の本堂は国宝に指定されており、湖南三山の中では最も古い歴史を持つという。山門から本堂に続く参道…
テラスのある打見山と蓬莱山の頂上はリフトで結ばれていてスキ-シ-ズンは蓬莱山スキ-場としてあたり一帯はゲレンデとなる。リフトは10月で運転は中止(スキ-シ-ズンに運転再開)されているため、蓬莱山までの登山は無理であり、蓬莱山山頂からの眺望は…
この日、琵琶湖の上空の秋空は澄み切ってどこまでも清涼で美しく広がっていた。
北に目を転ずれば近江舞子水泳場の砂浜から遠く比良山系の山裾が湖岸に迫る近江高島、白髭神社方面が一望に、びわ湖対岸に目をやれば沖島、長命寺山、近江八幡が手に取るように、また南に目を転じればびわこ大橋や浜大津の街並みが秋の陽の中に静かに横たわ…
ロ-ウェイ山頂駅は比良山とその南にある蓬莱山をつなぐ稜線にある標高1108米の打見山の頂上にある。ロ-ウェイを降りて右手の方に向かうと「びわ湖テラス」に出る。ウッドデッキで作られたテラスに立つと目の前に雄大な琵琶湖の眺望が迫ってきた。標高…
滋賀県で近年人気上昇中の人気スポットがある。比良山系の打身山から蓬莱山にまたがるびわ湖バレイである。テラスから眺めるびわ湖の絶景が素晴らしいという。先日快晴に恵まれた日に女房と久しぶりにドライブを楽しもうと近江路に車を走らせた。最初マキノ…
澄み切った秋空の下で眺める八坂の塔も本当に久しぶりであり、実に美しい姿である・・・
三年坂から清水寺の参道に出ると、人の波が大きく揺れていた。宣言解除に伴い待ちわびていた修学旅行の生徒の人波であった。そこにはかっての京都観光の賑わいが戻っていた。参道を行きかう人々や、両側の土産店からその人々に声をかけるざわめきが戻ってい…
清水寺に向かう二年坂や三年坂で、永年店を構えていた土産店や飲食店の中には悲しいことにコロナの影響で畳んでしまった店もあるが、学生時代からよく通っていた甘党の店の見慣れた暖簾が秋風にたなびいている様子を見てほっと安堵するのである。
墓参を終えてわたしは清水寺に向かった。清水寺に続く道を散策するのは一昨年11月以来であった。
母の祥月命日である11月4日、わたしは墓参のため京都東山の大谷祖廟を訪れた。9月のお彼岸の時はコロナによる緊急事態宣言中であったため閉鎖中であった円山公園の駐車場も宣言解除とともに閉鎖は解除されていたからその駐車場に車を置いて、公園を抜け…
大谷祖廟の境内に咲いた、たった一本の彼岸花と沿道の萩の花が秋の訪れを感じさせてくれる。
お彼岸の墓参りに京都東山にある、大谷祖廟へゆく。コロナ禍の緊急事態宣言発出中で東山界隈の人出も少なく、心静かな墓参りとなった。円山公園にある京都市営駐車場が閉鎖されているため、少し離れた有料駐車場に車を置いて大谷祖廟に向かった。例年ならこ…
西国三十三ヵ所第31番札で有名な長命寺が、背後の長命寺山にある長命寺港の沖合には夏の湖面が広がる・・・
近江八幡の長命寺港、夏の風景・・・
雪を被った比良山を背景にした早咲きの菜の花も、春の気配を感じさせてくれる美しい風景であるが、夏雲の比良山をバックにして咲き誇るひまわりも生命の力強よさを感じさせてくれるいい風景だ・・・