2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧
「峠」は昭和41年1月から昭和43年5月まで毎日新聞に連載されました。最後の将軍徳川慶喜は大政奉還、 薩長を主とする官軍は江戸へ、会津藩を中心とする佐幕派は敗走。そんな状況の中で越後長岡藩の家老で あった河井継之助は徳川幕府にも倒幕派にも属さず永…
「新選組血風録」は昭和37年5月から12月まで小説中央公論に連載されました。 維新動乱期の象徴的存在であった新選組にあらゆる角度から焦点をあててその時代的背景と人物像を浮き 彫りにした「異聞集」で、15編の短編小説をまとめたものであり、後に司馬史観と…
「王城の護衛者」は昭和40年4月別冊文藝春秋に掲載されました。14代将軍徳川家茂の信頼厚かった京都守 護職会津藩主松平容(かた)保(もり)の、守護職就任から薩長に敗れて15代将軍徳川慶喜とともに江戸に逃 れ、最後に会津で武士としての意地を貫き通すまでの激…