2012-01-01から1年間の記事一覧
東山界隈、ねねの道から二年坂、三年坂。定番の散策路をゆく。華やいだ着物姿も見かける師走の京。 これで平成24年最後のブログを終わります。来年もよろしくお願い申し上げます。良い年をお迎えください。
巽橋と白川、して辰巳大明神。師走の古都は静かな佇まいを見せていた・・・
四条大橋あたりの師走風景。鴨川に群れ飛ユリカモメ、流木の上で羽を休めるアオサギ。いずれも鴨川のなじ みある風景である。
わたしども京都生まれの京都育ちにとって、師走に行われる京都南座の吉例顔見世興行のまねき看板が揚が るといよいよ師走がやってきたと実感する。今年の顔見世は顔見世興行を兼ねて行われた18代目中村勘三郎 の長男、中村勘九郎襲名興行の最中の今月の5日…
京都祇園、年末の風景・・・
静かな初冬午後の町並み。積み重ねられた歴史の時間がゆっくりと通りすぎてゆく。
2009.10.25撮影 氏郷まつりの鉄砲隊演武 日野町の東に見える山を綿向山といい、滋賀県下て゜は伊吹山に次ぐ標高1,110 mの山である。鈴鹿国定公園 内にあり、7世紀頃から山岳信仰 の対象として崇拝されている。 畑で農作業をする年寄りに聞くと、この時期綿 …
近江鉄道の日野駅の「蒲生氏郷公を大河ドラマに」「近江日野商人と花の街」という看板が駅に降り立った人々 を迎える。滋賀県の南東部、鈴鹿山系の西麓に位置する東西14.5km、南北12.3km、総面積117.63平方kmの町 です。霊峰・綿向山を東に望む日野町である…
西の湖の空は実に広い。その空に初冬の雲が浮かんでいた。遥かに見える比良連山は雲が覆いかぶさるように 架かっている。恐らく雨か雪が降っているのだろう。だがあの雲は琵琶湖を横断してここ西の湖までくる気配はな いようだ。野焼きの煙が刈り取られた田…
鉛色の初冬の雲を背景に西空の雲の合間から陽が斜めに射すと、冬枯れのヨシが黄金色に輝きだした。西の 湖から琵琶湖に注ぐ支流の端に取り残されたような柿の木の柿も赤く輝いている。
初冬の琵琶湖西の湖湖畔。水鳥たちが静かに羽を休めていた。このあたりももうすぐ厳しい冬を迎える。
太郎坊山辺りの初冬風景。懐かしい風景だ・・・遥か東方に望む三重県との県境にある竜ヶ岳や釈迦ヶ岳など 1000m級の鈴鹿山系には雪が輝いていた。今年の初雪は例年より早い。
国道421号線は別名「八風街道」といい、中山道と東海道を結ぶ道の一つ。この中山道の武佐宿から八日市を 経て鈴鹿山脈を八風峠で越え、東海道の桑名宿と四日市宿のほぼ中間地点に出る。武佐宿から八風街道をし ばらく車を走らせると左手に見えてくるのが太…
今までも何度かこのブログで紹介している東近江にある太郎坊山。太郎坊宮が祭られた信仰の山であるが、不 思議な魅力に溢れたある山で、近くに来るとつい寄り道したくなる。
琵琶湖湖南周辺も秋から冬への季節の序奏が始まった。
全山紅葉も迫力があって美しいが、この水口城の大手門の横に植わった数本の紅葉は、そこにしかないだけに その美しさと勢いにいさぎよさが感じられる。城に桜がよく似合うがそれは一気に咲き誇り、すぐに散ってしまうい さぎよさが、城とそこに運命をゆだね…
八幡堀に写る鮮やかな逆さ紅葉。小さな小石を投げ入れたら波紋が広がり、逆さ紅葉の形も崩れてゆく。でも しばらくして水面に静寂が戻ると、また鮮やかな逆さ紅葉が像を結んでいた。
近江八幡、日牟礼八幡宮の晩秋・・・
メタセコイアの紅葉が炎が秋空に立ち上るかのように午後の秋の陽射しを浴びて燃えていた。
大津の膳所城の跡にある膳所公園の紅葉も琵琶湖を背景に美しい彩りを見せてくれる。
秋の短い陽は西に傾き、木立の影は長く伸びてゆく・・・
ブログの容量の関係から「京・近江の写真 春夏秋冬その2」に転載いたしました。 http://blogs.yahoo.co.jp/sna65954_2/
子供達が楽しく遊ぶ秋の午後
近江富士花緑公園の近くにある滋賀県希望が丘文化公園。滋賀県蒲生郡竜王町から滋賀県野洲市にまたがる 地域にある敷地面積4160,000m²という広大な公園である。
秋の色、色彩・・・
滋賀県野洲市の三上山(近江富士)山麓の東側にある滋賀県立近江富士花緑公園。この日秋の陽が西に傾 き、三上山の山影で公園が翳ってきて、山稜に隠れんとする陽が突然最後の光を公園に投げかけると、公園の 紅葉という紅葉が一斉に燃え出したかのように火…
矢橋帰帆島(やばせきはんとう)。 矢橋は滋賀県草津市の集落地名。矢橋から船に乗り対岸に達すると東海道 の近道になることから、古くから琵琶湖岸の港町として栄えた。近江八景の「矢橋帰帆」として有名。現在は矢橋 帰帆島が建設され当時の趣はないが、…
滋賀県東近江市にある「川辺いきものの森」も秋を迎えた。静かな里山風景である。
次第に暮れゆく京の秋・・・
東山二年坂を上って左に折れ、三年坂まで続く道は一番京都らしいといっていいかもしれない。だが通りの左手 にあった老舗料亭阪口はなくなり、料理屋ではない別の店に変っていた。だが料亭当時の庭が「青龍の庭」とし て残され一般に公開されていた。料亭当…