2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧
湖西を通って敦賀に至る西近江路は、織田信長が柴田勝家に命じて北国街道を整備するまでは、越の国と 京とを結ぶメインルートとして古い歴史を持っていた。湖上の大鳥居で有名な高島町の白髭神社を過ぎて 直ぐ標識が見えるのが鵜川四十八躰仏への進入路であ…
東海道、三条大橋から始まり、大津宿、草津宿、石部宿、そして東海道五十三次の五十番目の宿場が水口 宿である。滋賀県の東南部、甲賀地域の中心に位置する甲賀市水口町。水口は都から伊勢に通じる街道上 の要地として早くに開けた。水口城の城下町として栄…
関ヶ原合戦後、徳川氏の直轄地となった近江甲賀郡水口(みなくち)は、東海道の宿場町に指定された。そ の後、3代将軍徳川家光が、 寛永11年(1634年)京都への上洛の際の宿館として、道中の水口に築かせ た。これが水口城(水口御茶屋)である。 明治維新後廃…
若狭小浜からの帰り、朽木街道(鯖街道)の、とある農家で見つけた小さな秋。朽木渓谷からのぞく小さな 秋の空は早い秋のとばりが降りつつあった・・・
近年宿場ブームで、何処の宿場も歴史的建物や道路等を整備して観光資源として活用している。大勢の観 光客を受け入れるために駐車場や公衆トイレの整備も必要だ。観光客にお金を落としてもらう算段も必要 だ。町の住民すべてがそのような形での町の活性化を…
鯖街道 京都、出町柳から八瀬、大原を経て湖西花折峠を越え、比良山の西の朽木村を北上して若狭小浜へ至る道 は、古来「若狭街道」と呼ばれて、若狭の海の幸と北国の物資を京上方へ運ぶ重要な交通路であった。 江州から若狭への旅人を最初に迎えるのが「熊川…