2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧
前日一日雨模様だった翌日、さわやかな秋晴れが戻ってきた。鴨川の東にある宮川町の花街も傘を干す風景 が見られる。番傘が少なく洋傘が多いけれど、洋傘であってもその華やかな彩がなんとなく艶かしく感じられる。
やわらかな秋の日差しがさす京都祇園。紅葉にはまだ早いこの時期、祇園の町は静かな雰囲気に包まれ、 飼い犬ものんびりと陽を浴びながら飼い主を待っていた。
自宅の庭で見た秋の色・・・
西に傾いた秋の斜光が、湖北の盛りが過ぎた彼岸花をやわらかく照らし出す。スポットライトを浴びて舞台中央 に立つ老優が、カーテンコールを受けるかのように・・・
初秋のマキノ高原。メタセコイアの紅葉はまだしばらく先のことだが、でも冬を迎える準備にかかっているに違い ない。今冬の湖北の雪はどの程度降り積もるのであろうか。
昔の人々が花の形がボタンに似ているため、テンジクボタン(天竺牡丹)と呼んだという。たしかにその華麗さ、気 品、その艶やかさにおいて、ダリアは牡丹に決して劣らない花である。
函館山山頂のダリア園。 ダリア(英語: Dalia、学名:Dahlia)は、キク科ダリア属の多年生草本植物の総称。和名はテンジクボタン。夏から 秋にかけて開花し、大きな花輪と色鮮やかな花色と咲き方が特徴。日本には1842年(天保13年)にオランダ人に よっても…
銀色に輝き、秋の風にたなびくススキ、銀色の波が山肌を覆う。湖国の秋はこの湖北から次第に深まってゆく。
パッチワークのような模様を見せる函館山からの眺望。竹生島がかすかに湖上に浮かんでいた・・・
滋賀県高島市今津町にある函館山スキー場。夏の百合の花が終わる頃にはダリアの花が咲き始める。心 地よいケーブルに乗って秋の函館山に出かけた。山上はダリアの花が咲き誇り、ススキの穂が秋の日 差しに輝き、赤そばの花が一面に広がっていた。
鏡の里から国道8号線を大津方面にしばらく走ると大篠原の交差点に出る。鏡の里からこの篠原のあたりは良 質のもち米が獲れることから篠原餅として古来から有名、中山道篠原宿に泊まる旅人の味覚を楽しませたに違 いない。鏡餅の発祥の地でもある。この交差…
国道8号線鏡の里も道路から一歩脇に入ると、のどかな田園風景が広がる。古道 東山道、中山道の宿場、「鏡 の宿」として栄え、旅の人々の往来が頻繁な時代の頃も同じような風景が旅人の目に写ったのであろうか。
石灯籠 重要文化財 宝篋印塔(ほうきょういんとう) 重要文化財 鏡神社の前をもうしばらく近江八幡方面に歩くと、源義経宿泊の館跡の碑があり、その近くには宿場の本陣跡が ある。ここらあたりが鏡の里の中心であったのだろう。鏡宿は平安末期より、鎌倉、室…
国道8号線(旧中山道)を 蒲生郡竜王町 まで車を走せると、右側に「竜王かがみの里」という道の駅が見えてく る。この道の駅に車を停めて、8号線にかかる陸橋を渡る。ここら一帯を「鏡の里」と古来から呼ぶ。渡りきって少 し京都よりに戻ったところに「源義経…
苗村神社西本宮の道路を隔てた向かい側にあるのが東本宮である。西本宮が樹木も少なく開放的で明るい境 内に比べ東本宮は他の神社と同様に鬱蒼とした森に囲まれている。鳥居をくぐると森閑とした参道が続き、歩くう ちに心の動悸が収まり、神域に入ってゆく…
重要文化財楼門 右の奥国宝苗村神社西本殿 国道8号線(旧中山道)、日野川を渡って次の東川町の交差点を右折し、田園地帯をしばらく走ると、自動車道の 右側に苗村(なむら)神社西本宮の鳥居、左側の鬱蒼とした森の入り口に東本宮の鳥居が見えてくる。道路が苗…
きれいに咲いたコスモスと蜜を求めて群がる昆虫たち・・・
秋を告げる宅急便、湖南山里のコスモス 満開・・・
やや西に傾いた初秋の陽は、一段と彼岸花の色を引き立てる。
茶畑のある初秋里山の風景。滋賀県甲賀市信楽町畑、有名なしだれ桜が刈り取りの終えた田に影を落と していた。
NHKの年末年越し番組でお馴染みの知恩院大鐘楼。知恩院の境内の奥まったところにある石段を少しばかり上 ったところに大鐘楼は悠然とそびえ建っている。 高さ3.3メートル、口径2.8メートル、重さ約70トン。知恩院の釣鐘は、京都方広寺、奈良東大寺と並ぶ大…
青蓮院、初秋の楠木。地表にむき出しになった根の苔むした肌がまるで龍のようで、地表をのた打ち回る。 どの季節でも美しく、力感あふれる楠木である。
取り替えられたのであろうか古い鬼瓦が庭の片隅に置かれていた。静かな空間、静寂の時間である。
如心庭に続く庭が六道庭。六道庭と中庭には渡り廊下が架けられている。六道庭では百日紅が美しい花を咲か せていた。外界から隔絶された静かで心洗われる庭である。