京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

苗村神社 中山道(蒲生郡竜王町)

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右の奥国宝苗村神社西本殿
 
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国道8号線(旧中山道)、日野川を渡って次の東川町の交差点を右折し、田園地帯をしばらく走ると、自動車道の
 
右側に苗村(なむら)神社西本宮の鳥居、左側の鬱蒼とした森の入り口に東本宮の鳥居が見えてくる。道路が苗
 
村神社の境内を東西に分断した形である。西本殿の参道をゆくと小さな石のたいこ橋があり、その向こうに見え
 
るのが重要文化財に指定されている楼門である。一階部分に壁が無く開放的で、桧皮葺屋根が妙に大きく、アン
 
バランスに見えるが見る者を圧するような存在感のある楼門である。上部には重要文化財の木造不動明王立像
 
が安置されている。明るくて木組みがはっきりと見える楼門をくぐると広く明るい境内の右に見えるのが国宝の西
 
本殿である。 鎌倉時代建立。三間社流造り、桧皮葺。
 
西本殿の祭神は国狭槌命(くにのさづちのみこと)、東本殿の祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)・素盞嗚
 
(すさのおのみこと)。 延喜式神名帳に長寸(なむら)神社として列座された格式高い式内社 近郷の33ヶ村
 
にわたって氏子を有する総社である。創祀不詳。古墳群が多く、祖霊信仰に始まる神社とされる。
 
苗村神社は全国的にもあまり知られていない神社であるが国宝一点、重要文化財六点を抱える湖国名刹
 
ある。