京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

北の大地シリーズ(北海道道北)

旅のおわり 初秋の洞爺湖

有珠山からの大パノラマに堪能して有珠山を降り、乗馬トラッキングを終えて迎えにきてくれた娘が運転する車 に乗って、洞爺湖の湖岸に戻った。洞爺湖で昼食をとってから新千歳空港に行きレンタカーを返して今夕北海道 をあとにするのである。昼食のあと湖岸…

有珠山その3

有珠山にも秋の美しい草花が咲き、有珠山から見下ろす昭和新山の山頂も大小の岩石が隆起する火山の荒々 しい山肌を見せ、洞爺湖は静かな湖面が広がっていた・・・

有珠山その2

ロープウェイ山頂駅から10分ばかり整備された散策路を登ると見えてくるのが有珠山火口原展望台、展望台か ら水蒸気の立ち上る火口が遠望できる雄大な有珠山山頂である。

有珠山その1

有珠山(うすざん)ロープウェイは昭和新山山麓駅から有珠山頂駅までを片道約6分で(高低差:約356m)結ぶ。 車窓からは洞爺湖や昭和新山の素晴らしい景観や大有珠の荒々しい山肌など、360度のパノラマが望める。 有珠山は、洞爺湖の南に位置する標高733メー…

昭和新山

旅の最終日である翌日、わたしは旅に同行してくれている上の娘に昭和新山まで送ってもらった。娘は昭和新山 の入り口でわたしを降ろすと、下の娘が働いている洞爺湖の西にある、洞爺湖や有珠山や昭和新山を一望でき る絶景が売りのホーストレッキング専門の…

室蘭港ナイトクルージングその3

月は中空に懸かり、コンビナートのライトアップが海面に映えて幻想的な風景が広がる・・・

室蘭港ナイトクルージングその2

夜の白鳥大橋・・・巨大なシルエットが頭上を過ぎてゆく・・・

室蘭港ナイトクルージングその1

6時過ぎナイトクルージングの船が出港。夕陽は沈み月が東の空に上り、夜の暗闇が次第に天空に広がってゆ く・・・

室蘭港の落日その2

カフェのある絵鞆岬から海上約1km、室蘭港の入口に浮かぶ周囲約700m、高さ35m、面積2.4haの小さな島。安 全祈願のため島内に大黒天を祭ったことから「大黒島」と呼ばれている。島にある灯台は現在は使用されていな いという。そうこうしているうちに夕陽はさ…

室蘭港の落日その1

登別から室蘭に向かった。この日の夜、室蘭港のナイトクルージングを楽しむためである。5時前に室蘭港に着 いた。ナイトクルージングの出航時間までまだ時間があり、室蘭港が一望できる高台の宮越屋珈琲NUTEKIROU 霧笛楼というカフェでお茶することにした。…

クッタラ湖(俱多楽湖)

クマ牧場にある展望台から眺める風景は雄大というほかない。遠くに登別の町が見え、クッタラ湖(俱多楽湖)が 手を伸ばせば届きそうな近くで美しく豊かな湖水をたたえている。クッタラ湖は周囲を原生林に囲まれた円形状 のカルデラ湖である。 鮮やかなコバル…

登別クマ牧場

登別温泉街からロープウェイで約7分、標高550mのクマ山(四方嶺)の山頂にある登別クマ牧場。施設は第1牧 場・第2牧場の2つの放飼場(展示場)や世界唯一のヒグマ博物館がある。餌をねだるヒグマの仕草が可愛い。

大湯沼の風景

地獄谷の中央にあるに間欠泉からは定期的に熱湯が噴き出て、標高377メートルの日和山の噴火活動が活発 であることを実感する。4枚目からの掲載写真は地獄谷から車で10分ばかり日和山を登って7いったところにある 大湯沼である。周囲1km、深さ22mの湯沼で、日…

登別温泉その1

前夜洞爺湖の下の娘のところに泊まり、翌日下の娘とともにわたしどもは登別温泉に向かった。旅に同行してい る上の娘が登別温泉にまだ行ったことがなかったからである。 登別温泉ー登別市にある温泉。江戸時代から温泉の存在が知られており、明治時代に温泉…

昭和新山

最終日、わたしは上の娘に昭和新山まで送ってもらい、上の娘は下の娘が勤める洞爺湖の西にある、ホーストレッキング専門の「レークトーヤランチ」に出掛けた。馬のトレッキングを楽しむためである。わたしは有珠山と昭和新山の観光である。 レークトーヤラン…

根室本線幾寅駅(幌舞駅)その2

浅田次郎の本はほとんど読んでいるが「鉄道員(ぽっぽや)」は浅田次郎の代表作といっていい。その本を映像 化したこの映画も高倉健の魅力を十分に引き出した素晴らしい映画である。 プラットホームに立って線路の向こうを眺めていると、初秋の世界が銀世界…

根室本線幾寅駅(幌舞駅)その1

富良野鳥沼公園を後にして、この日の最終目的地である下の娘が住む洞爺湖に向かった。国道38号線(狩勝 国道)を南下し、南富良野にある根室本線幾寅駅に立ち寄る。幾寅駅は一昨年に亡くなった映画俳優高倉健の ファンにとって聖地のような場所である。日本…

富良野鳥沼公園

富良野市内にある鳥沼公園。数多くの野鳥が棲む沼という意味の鳥沼地区にある湿地帯で、沼の湧き水は透 明度が高く、周囲の木々が湖面に映りとても美しい景色が見られる。春は水芭蕉やザゼンソウ、夏はホタル、秋 には紅葉が楽しめる。湧き水の水温が高く、…

恵みの北の大地

旭川から美瑛を通って富良野に向かう。カレーやシチュー、スープなど洋風料理に欠かせず、みそ汁、肉じゃが などにも広く使われるタマネギ。国内消費量は年間約120万トンとされ、そのうちの半分以上を北海道がまかなっ ている。道産タマネギは貯蔵性にすぐれ…

旭山動物園その2

アザラシがマリンウェイと呼ばれる水中トンネルを泳いで上下する様子はいままで何度も映像でみているが、実 際に見てみるとやはり迫力がある。トンネルを上下するたびに観客から歓声があがる。

旭山動物園その1

翌日旭川市旭山動物園に出掛けた。日本最北の動物園で動物にとって快適な空間を作り出し、動物が本来 持っている生態・行動を引き出して見てもらうという「行動展示」の手法で、一躍全国的に有名になり、ドラマや映 画でも取り上げられるようになり、月間入…

旭川の街の風景

その日旭川の街に入った。旭川市は、北海道中央部の上川盆地にある中核市。北北海道の政治・経済・産業・ 文化の中心地。夜JR旭川駅の周辺を散策してみた。静かな街である。

クッチャロ湖

オホーツクラインを南下すると浜頓別町という町がある。その町内にあるクッチャロ湖に立ち寄った。クッチャロ湖 は野鳥がたくさん集まりラムサール条約の保護区に指定されている湖である。周囲27kmの海跡湖で、大沼(長 径5.5km)と小沼(長径3.0km)…

宗谷岬から旭川へ

稚内から網走までの国道238号線は稚内から宗谷岬までを別名宗谷国道と呼び、宗谷岬から網走までをオホー ツクラインと呼ばれ、オホーツク海に面した海岸に沿って走る道路である。わたしどもは宗谷港に別れを告げて オホーツクラインを南下すると雄大な景色が…

宗谷港その2

鮭の水揚げの風景。漁師たちは鮭を大きさごとに仕訳。この前日には一日5トンの水揚げがあり、大漁だったと いう。次々にケースに放り込まれる鮭は元気よく跳ね、鱗が朝日にキラキラと輝いていた。

宗谷港その1

宗谷岬東側の根っこに抱かれたようにある際さな港が宗谷港である。宗谷港はタコの水揚量が全国第2位とい う。宗谷港の建設は昭和11年に避難港として整備に着手、昭和13年に工事を中断し、昭和33年から工事を再 開、以後漁業関連施設の整備を中心に着々と施設…

日本最北端の地 宗谷岬その3

日本最北端の地の碑日本本土最北端の位置に建つ碑。北極星の一稜をかたどった三角錐をデザインしたもの で、塔の中央にあるNの文字は「北(North)」を、台座の円形は「平和と協調」を表している。1961年(昭和36年)に 地元の有志により建てられた石碑を、19…

日本最北端の地 宗谷岬その2

宗谷岬は慰霊の岬であり歴史の岬でもある。 旧海軍望楼ーロシア帝国との関係が悪化し始めた1902年(明治35年)に、国境の備えとして旧帝国海軍が建設し たもの。明治年代の建築物で稚内市内で現存する唯一のものであることから、1968年(昭和43年)12月に市有形 …

日本最北端の地 宗谷岬その1

宗谷丘陵のなだらかな下り道を下ってゆくと宗谷海峡の海が見えてきた。宗谷岬、日本の最北端(北緯45度31 分22秒、東経141度56分11秒)にある岬である。辺り一帯は宗谷岬公園(宗谷岬平和公園)として整備されてい て、海岸を見下ろす高台には大岬(宗谷岬)…

ノシャップ岬から宗谷岬へその2

宗谷丘陵の一番高い場所にあるのが航空自衛隊の円山レーダーサイト。その南側には巨体風車が立ち並ぶ。 宗谷岬ウィンドファームといい集合型風力発電所である。2005年(平成17年)11月に竣工した。日本最北端の宗 谷丘陵の約1,500haの牧草地に立地しており、…