京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

#練習用

里山シリーズ49 初雪の里山

今冬初めての雪が舞った。カメラを持って近くの里山に行ってみた。清冽な寒気が里山を多い尽くし、朝 の日の光さえ凍てつくような朝であった。 初雪ははかない。数時間後には雪は溶けきって、あの朝の清冽さはどこにもなかった・・・

里山シリーズ48 湖南晩秋の里山風景

秋は深まり、里山の自然は冬を迎える準備に入る・・・

比叡山延暦寺根本中堂その2

京都の鬼門にあたる北東に位置することもあり、比叡山は王城鎮護の山とされた。

比叡山延暦寺根本中堂その1

1,200年前、伝教大師最澄が比叡山に庵を結んだのに始まる天台宗の総本山、延暦寺。 白河法皇が「賀茂川の水、双六の賽、山法師。これぞ朕が心にままならぬもの」と言った延暦寺(山法師 とは延暦寺の僧兵のこと)。 元亀2年(1571年)、信長により全山焼き討…

坂本ケーブルに乗って・・・

比叡山には京都側の八瀬からのケーブルカーと滋賀県側の坂本からのケーブルカーで登ることができる。 延暦寺にはこの坂本ケーブルの乗っていくのが便利だ。この日(11月10日)麓の日吉大社の紅葉はまだ一 部を除いて色づき始めたばかりだったが、ケーブルに…

近江坂本日吉大社の秋

滋賀県比叡山の麓、坂本にある日吉大社は全国にある日吉・日枝神社の総本宮。千年の都・京都平安京の 表鬼門を守る方除・厄除の神社として有名。日吉大神の使いである神猿は「マサル」と呼ばれ、「魔去 る」「勝る」に通じて縁起の良いものと信仰されている…

湖国の夜明け

宿泊した大津プリンスホテルの部屋から見た琵琶湖の夜明け。高層ホテルの上階からでありカメラのアン グルは同じような景色となったが、それでも時間の経過とともに朝空と湖面の色が微妙に変化していく。 写真は東方向を写したもので、写っている橋は近江大…

秋麗 石山寺

藤原彰子に仕えていた紫式部は、彰子から新しい物語を所望されたがいい案が浮かばず、寛弘元年(1004 年)石山寺観音堂に七日間こもって祈念した。すると、名月が瀬田川から琵琶湖の水面に映えるある晩、 月を眺めるうちにひとつのストーリーが湧いてきた。 …

ユリカモメの群舞

ミシガンを追って船の周囲で群舞するユリカモメ。渡り鳥として冬に北から渡ってくる冬鳥である。終日 琵琶湖で過ごすユリカモメもいれば、早朝比叡山を越えて京都の鴨川で過ごし夕方琵琶湖に帰ってくるユ リカモメもいる。別名都鳥ともいい、琵琶湖や鴨川で…

浜大津秋景

かっての職場の同僚たちと滋賀近江路の秋に遊んだ。浜大津からミシガンに乗船してクルージングを楽し み、石山寺で源氏物語に想いを寄せ、大津プリンスホテルで湖国の夜を過ごし、翌日日吉大社でまだ少し 早い紅葉に感嘆し、そして坂本からケーブルに乗り、…

若狭路 鵜の瀬

福井県小浜市にある史跡、鵜の瀬。 奈良二月堂の「お水取り」で水を汲み取る若狭井の水源がこの「鵜の瀬」で、奈良と若狭が「鵜の瀬」の 水中洞穴でつながっているという伝説。奈良二月堂の「お水取り」に対しここでは毎年3月2日の夜、 「お水送り」の行事…

若狭路 瓜割(うりわり)の滝

福井県若狭町の天徳寺境内奥に位置する「瓜割の滝」は、山あいの岩間から湧き出る清泉で、一年を通し て水温が変わらず、夏でも水につけておいた瓜が割れるほど冷たい事から、その名前がつけられた。 昭和60年環境庁の「名水百選」選定されている。

祭りの表情

とりすました表情、得意げな表情、はにかんだ表情、さわやかな表情、自信に満ちた表情・・・ 祭りにはさまざまな表情がある。 そして今年も時代祭りは終わった・・・

雅の後姿

平安の女性たちの後姿には雅があふれる

化粧直し

出発の前美容師たちは古都の女性の顔に刷毛を走らせ、髪を梳かして化粧直しに努めていた。雨模様のこ の日は発汗による化粧崩れが少なくて助かるという。

常盤御前

常盤御前 凛とした表情、気品のある表情、優しい表情、柔和な表情、温かい表情、穏やかな表情、幼さを残す表 情、したたかな表情、強さを秘めた表情・・・都の女性(にょしょう)にはさまざまの表情がある。

古都の女性(にょしょう)たち

時代時代の風俗に身をやつした平成の女性(にょしょう)たち。艶やかな古都の女性(にょしょう)たち である。

時代祭の武将・雑兵たち

得意満面の平成の武将、武将たち

時代祭の風景その2

1895年(明治28年)、平安遷都1100年を記念して平安神宮が創建された。その時、平安神宮の大祭、建造 物、神苑の保存のため、市民により平安講社が組織され、記念事業として時代祭が始まった。祭が行われ る10月22日は、桓武天皇が794年(延暦13)に長岡京か…

時代祭の風景その1

今年も時代祭がやってきた。祭りの日、10月22日の天気は毎年快晴の日が多いが、今年の時代祭りは残念 ながら雨模様のもとで行われた。毎年京都御所に早い目に出かけていって行列を待つ参加者の様子を写す ことが常であるため、今年は気分を変えて平安神宮の…

西近江路(高島町 鵜川四十八躰仏)

湖西を通って敦賀に至る西近江路は、織田信長が柴田勝家に命じて北国街道を整備するまでは、越の国と 京とを結ぶメインルートとして古い歴史を持っていた。湖上の大鳥居で有名な高島町の白髭神社を過ぎて 直ぐ標識が見えるのが鵜川四十八躰仏への進入路であ…

東海道水口宿

東海道、三条大橋から始まり、大津宿、草津宿、石部宿、そして東海道五十三次の五十番目の宿場が水口 宿である。滋賀県の東南部、甲賀地域の中心に位置する甲賀市水口町。水口は都から伊勢に通じる街道上 の要地として早くに開けた。水口城の城下町として栄…

東海道水口宿 水口城

関ヶ原合戦後、徳川氏の直轄地となった近江甲賀郡水口(みなくち)は、東海道の宿場町に指定された。そ の後、3代将軍徳川家光が、 寛永11年(1634年)京都への上洛の際の宿館として、道中の水口に築かせ た。これが水口城(水口御茶屋)である。 明治維新後廃…

朽木街道の秋

若狭小浜からの帰り、朽木街道(鯖街道)の、とある農家で見つけた小さな秋。朽木渓谷からのぞく小さな 秋の空は早い秋のとばりが降りつつあった・・・

鯖街道熊川宿その2

近年宿場ブームで、何処の宿場も歴史的建物や道路等を整備して観光資源として活用している。大勢の観 光客を受け入れるために駐車場や公衆トイレの整備も必要だ。観光客にお金を落としてもらう算段も必要 だ。町の住民すべてがそのような形での町の活性化を…

鯖街道熊川宿その1

鯖街道 京都、出町柳から八瀬、大原を経て湖西花折峠を越え、比良山の西の朽木村を北上して若狭小浜へ至る道 は、古来「若狭街道」と呼ばれて、若狭の海の幸と北国の物資を京上方へ運ぶ重要な交通路であった。 江州から若狭への旅人を最初に迎えるのが「熊川…

里山シリーズ47 晩夏仰木の棚田その3

棚田の稲刈り風景

里山シリーズ47 晩夏仰木の棚田その2

豊穣の大地、仰木の棚田。比叡山麓の豊かな地下水の恵みを受けて稲穂は育つ。

里山シリーズ47 晩夏仰木の棚田その1

滋賀県大津市の仰木の里、比叡山の山裾に抱かれた仰木の棚田にも晩夏と実りの季節がやってきた・・・

里山シリーズ46 晩夏湖南里山風景

晩夏の湖南里山風景。稲穂は実り重たげに、白鷺の飛翔する姿は晩夏の夏空に映えてどこまでも白く、 農業体験実習の子供たちの歓声が夏休みを惜しむかのようにどこか寂しげに聞こえていた。