京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

琵琶湖疏水船その9

第三トンネル東口の扁額には「時雨が過ぎるといちだんと松の緑をみることができる」という意味の漢詩が掲げられている。明治政府の総理大臣を務めた松方正義の揮毫である。延長850mのトンネルに入る。出口の明るい光が次第に大きくなってきた。琵琶湖疏水船…

京の冬

京の冬・・・

琵琶湖疏水船その8

さらに進むと朱塗の橋が見えてきた。日蓮上人ゆかりの寺、本圀寺に続く参道に架かる橋である。その橋をくぐると第二トンネルの入口が目に入る。第二トンネルを抜けて第三トンネルを抜けると終点の蹴上に到着する。

京の冬

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琵琶湖疏水船その7

山科の北側の山裾を蛇行しながらゆっくりと疏水は流れる。散り急いだ桜の花びらが花筏には程遠いものの水面のあちこちで小さなグループを作って流れてゆく。このあたり毘沙門堂へ続く道路に架けられた安朱橋がありその橋をくぐると、昔、疏水の南側にわたし…

京の冬

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琵琶湖疏水船その6

四宮の船留を出航して諸羽トンネルを抜けると、満開の桜と菜の花の美しい光景が目に飛び込んできた。まさに春爛漫である・・・

京の冬

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琵琶湖疏水船その5

船は山科に出て大河のようなゆったりと流れる水面に任せながら、両岸の満開の桜の下をしばらくゆくと、川筋がすこし広がり四ノ宮の船留が見えてくる。その先の諸羽トンネルは、JR湖西線の建設等に伴う疏水路のバイパス化のため新たに造られたトンネルで、昭…

京の冬

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琵琶湖疏水船その4

伊藤博文の扁額 わたくしどもは疏水船に乗り込み、係員の見送りを受けて出航した。乗船場からでも見えるのが第一トンネル東口洞門で洞門の上には伊藤博文揮毫の「気象萬千」(様々に変化する風光はすばらしいという意味)の扁額が掲げられている。トンネルの近…

京の冬

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琵琶湖疏水船その3

琵琶湖疏水は京都への通船、水力発電、飲料水の供給など多様な目的で計画された、明治期の画期的な土木工事。観音寺の取水口から京都蹴上までの延長11kmに及ぶ。工事は1885年(明治18)から1890年(同23)に及んだ。現在、取水口から三井寺観音堂下までの疏…

京の冬

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琵琶湖疏水船その2

疏水船の三井寺乗船場に向かうため疏水に沿った小道を進む。途中見えてきたのが大津閘門(こうもん)である。琵琶湖の水位は京都蹴上の船溜の水位より4m高いため、大津閘門は琵琶湖と疏水路を舟が行き来するときに水門を開閉して、琵琶湖と疏水路の水位差…

京の冬

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びわ湖疏水船その1

京都市と大津市の観光事業の一環として、琵琶湖疏水を観光船で行き来する事業が2018年から春秋限定で行われている。今年も春シーズンの運航が3月28日から始まった。一部は今回から初めて、大津港まで延伸する。これまでの航路は、京都・蹴上―大津・三井寺の…

京の冬

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春の風景

新芽、陽光・・・春の風景

京の冬

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平野神社桜苑その2

桜は生命力を高める象徴として平野神社では平安時代より植樹され、現在では約60種400本あるという。当社に珍種が多いのは、臣籍降下した氏族の氏神でもあったことから、蘇り、生産繁栄を願い各公家伝来の家の標となる桜を奉納したからと伝えられている…

京の秋

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平野神社桜苑その1

行列を見送ったあと一旦平野神社を出て西側に回り、西大路通りに面した桜苑の入り口から入苑料を払って桜苑に入場した。満開の桜と菜の花の黄色とがマッチして別天地にきたような美しさで、人々は思い思いに花見を楽しんでいた。

京の秋

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平野神社桜花祭その6

桜花祭の行列は織姫列、狩装束を着けた武士に続きお神輿、染織列の女性たちや傘を被った曲水列の女性たち、馬に乗った二人の武士が続き、駕籠と頼山陽の侍女列が行列の最後尾となる。

京の秋

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平野神社桜花祭その5

定刻平野神社桜花祭の幟を先頭に、神幸列は出発・・・

京の秋

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平野神社桜花祭その4

担ぎ手の氏子たちが神輿を担いで移動を始めると、わたしも見物客をかき分けて参道の入り口の方に先回りした。二人の武士が参道をこちらに向かってくる。参道の近くに待機している馬に乗るためである。狭い参道の両側にはびっしりと見物客が集まり、神幸列の…

京の秋

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