16祇園祭
以上京都テレビから 7月24日の後祭は夏風邪を引いて体調を崩し、見物に行けなかった。今年は大船鉾に新しい龍首が飾られると いうので楽しみにしていたのに残念至極。仕方がないからテレビで見物し、テレビの映像を掲載しました。大船 鉾の雄姿をご覧くださ…
祭りの熱気と余韻が残る中、鉾の解体が始まる・・・
鉾が曲がり切れず、左の建物にニアミスのアクシデント。いったん鉾をバックさせて無事通りに入った。車のよう に簡単に切り返しのできない鉾の思いがけないアクシデントに周囲から拍手が沸き起こった。
鶏鉾と反対に室町通りを左折する菊水鉾の辻回し・・・
鶏鉾が引き続きやってくる。鶏鉾の鉾町は四条通り室町を少し南に下がった場所だから、鶏鉾は四条通り室町 の交差点を右折することとなる。交差点の真ん中に割れ竹を敷き詰め、辻回しの準備をする。ビルの窓からも 見物客が辻回しの様子を心配そうに眺めてい…
長刀鉾に引き続いて函谷鉾が四条通りに出、鉾町の所定の場所に周囲の大きな拍手に迎えられて到着した。 函谷鉾はそのまましばらく祭りの余韻を惜しむかのようにお囃子を続ける。お囃子が止むと、関係者と見物客が 一体となって、三本締めを手打ちし、こうし…
新町通りで長刀鉾を見送って、超雑踏の中を迂回してようやく四条道に出て長刀鉾を待つ。新町通から四条通 りに出てきた鉾は四条通りを東に向かう。四条通烏丸東の長刀鉾の鉾町までのフィナーレの巡行であり、鉾は ゆっくりとその巨体を進めてゆく・・・
町家の二階から歓声と拍手が起こる中、長刀鉾は胴体のきしみを響かせながら進んでゆく。ある商家であろうか 裃を身に着けた当主が綺麗どころを両側に侍らして鉾を見送っていた。町衆の見栄を見せようとする心意気は 京都人には今も残っている。
御池通りを西に向かった長刀鉾は烏丸通を横断して新町通りの手前で稚児は鉾から降りる。稚児が強力の肩 に乗って梯子を降りてくる様子は巡行の最後のハイライトであり、その様子を写真に収めることは数時間も前か らその撮影スポットで場所を確保することが…
函谷鉾の巡行風景。鉾に乗る稚児は長刀鉾以外は人形の稚児が乗る。広い通りでの巡行は屋根方ものんびり ムード。
長刀鉾の曳き方、囃子方、車方たちの表情・・・
稚児が身体を乗り出して舞いを舞う。まさに花の間を飛び回る蝶々のように・・・
昨年の台風の影響による激しい雨の中で実施された巡行とは違い、快晴とはいえないがそこそこの天候に恵ま れた今年の山鉾巡行当日、河原町御池通りの交差点で撮影スポットを確保するも、横断歩道の近くだったため いよいよ先頭の長刀鉾が見える頃、雑踏警備…
どこからでも鉾が見える鉾町の宵々々山の風景、芙蓉の花が可憐に咲いていた・・・
祇園祭宵々々山の風景・・・
月鉾は文献によると、応仁の乱以前よりあり、その昔は「かつら男ほく(ほこ)」と呼ばれていた。鉾頭に“新月”を いただき、天王座には“月読尊”を祀っていることから、その後“月鉾”と呼ばれるようになったという。山鉾32基の 中では最も大きく、重い鉾である…
菊水鉾 菊水鉾の名は室町時代末の町内にあった千利休の師、武野紹鴎(たけのしょうおう)の邸内の菊水井 (きくすいい)に由来する。菊水鉾は幕末の元治元年(1864)の兵火で焼損したが、それより88年目の昭和27年 (1952)に一部焼け残った懸装品部材を…
綾傘鉾は山鉾の非常に古い形態を残している傘鉾の一つで、大きな傘と棒振り囃子の行列として巡行してい た。この綾傘鉾も、江戸時代の天保5年(1834)、一時小型の鉾に改造されるが、元治元年の大火で、その大部 分を焼失することになる。その後、明治12年か…
想像上の鳥である鷁(げき) 今年の後祭で大船鉾に船首に飾られる 龍頭 大船鉾町に展示されていた 可愛い子供たちが次々と訪れる船鉾。 船鉾(ふねぼこ)は、祇園祭で、巡行の最後を飾る2基の「山鉾」。 2014年度より、旧儀に復して前祭7月17日と、 後祭7月…
岩戸山は天岩戸を開いて天照大神の出現される日本神話に由来している。鉾柱の代わりの屋上に松を立てて 鉾には天照大神、脇に手力雄尊・屋根上に伊弉諾尊の三体を祀っている。山とはいえ室町時代狩野永徳の洛 中洛外図屏風で見られる岩戸山にはすでに車輪が…
破風の下の雄鶏。雌鶏の彫刻がリアルで美しい・・・
函谷鉾も長刀鉾と同様四条烏丸の交差点に近い四条通りにあるから、見物客の数は自然と多い。祇園の鉾は やはり晴れわたった夏の青空の下で見るのが一番である。
今年の祇園祭は宵々山が金曜日、宵山が土曜、そして山鉾の巡行が三連休の中日である日曜に行われる。 昨年は台風の影響で巡行そのものを順延するかどうかぎりぎりまで検討された結果、山鉾連合会の会長判断で 決行したという経緯もあり、今年は相当な人出が…
揃いの着物を着た小町踊りの子供たちが可愛く、沿道から大きな拍手を受けていた。
時間になると八坂神社石段下をお迎え提灯を先頭に出発。西に傾いた夏の西日が八坂神社の楼門を赤々と浮 かび上らせていた。
凛々しい児武者たちの表情・・・
7月10に行われるお迎え提灯行列は祇園祭の前半のイベントであり、夏の京都の風物詩でもある。お迎え提灯 は祗園万燈会が主催する神輿洗の神輿を迎える提灯行列である。お迎え提灯では提灯、山鉾町の囃子方、児 武者、小町踊、鷺踊、赤熊、祇園踊、馬長稚児な…
お迎え提灯行列に参加する子供たち・・・
鶏鉾の鉾建てと鉾町の静かな風景・・・
月鉾は文献によると、応仁の乱以前よりあり、その昔は「かつら男ほく(ほこ)」と呼ばれていたが、鉾頭に“新月” をいただき、天王座には“月読尊”を祀っていることから、その後“月鉾”と呼ばれるようになったという。月鉾は山 鉾32基の中でも最も大きく、重い…