京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

2022-01-01から1年間の記事一覧

洞爺湖秋の風景

洞爺湖が見渡せる展望台に到着。サイロ展望台といい、洞爺湖観光の人気スポットである。時間は午後4時を回っていたが今回の旅行で初めてといっていいほど空は晴れ渡り、湖上に浮かぶ中島も対岸の有珠山も、そしてその左に臨む昭和新山も西に傾いた秋の陽を浴…

神仙沼から洞爺湖へ

神仙沼から洞爺湖を目指す。相変わらず天候は気ままで小雨が降り、虹が出て、そしてやや傾いた西陽が北の大地の陰影を浮かび上がらせ、北の大地はどこまでも続く・・・

神仙沼その3

ニセコ周辺にある多くの湖沼のなかで最も美しい湖沼と言われている神仙沼。点在する小さな沼にも鏡面のように美しい青空が反射していた。去りがたし神仙沼・・・

神仙沼その2

「神仙人の住みたもうところ」・・・神仙沼 木道を歩いていたら少し雨が降り始め、あわてて傘をさして神仙沼に向かううち、雨も上がり青空も少し覗かれるようになった。神仙沼はその名の通り神々しい雰囲気を漂わせて静かに太古の眠りのなに横たわっていた。

神仙沼その1

かつて初めてここを訪れた人が別世界に来たような景観とその神秘的な雰囲気にのまれ「神仙人の住みたもうところ」との印象を受けたことから命名された「神仙沼」はニセコ山系の高層湿原にある。駐車場から木道を15分ほど歩くと、急に視界が開け、神仙沼湿原…

フラワーランドかみふらのその2

フラワーランドに来たときは曇っていた空もいつの間にか雲が切れて、美しい北海道の青空が広がると、富良野の大地がキャンパスのように鮮やかな色彩を帯びてくるのであった。

フラワーランドかみふらのその1

2 「フラワーランドかみふらの」のお花畑の風景・・・

フラワーランドかみふらのからの風景

「フラワーランドかみふらの」からの眺めた富良野の風景。西空に傾いたく雲間の陽の光が斜めに射し、風景が立体的に浮かび上がり、展望台に置かれた額縁を通して切り取られた風景はまるでフランス印象派画家たちの絵画そのものだ。向かいの田園の山裾を走る…

神の国の風景

上富良野に「フラワーランドかみふら」という大きなお花畑がある。青い池からそのフラワーランドに向かった。青い池では晴れていた天気も途中スコールといつていいほどの激しい雨となったが、フラワーランドに着いた頃ようやく降りやみ、午後も遅くなり人影…

美瑛の青い池その3

日本画の大家、東山魁夷の絵を思わせるような幻想的な色調の風景・・・

美瑛の青い池その2

雪を被った十勝岳の山肌に抱かれたように美しい湖面を見せる青い池・・・日本画をみるような構図と色彩、水没した立ち枯れの樹木が見える幻想的な光景、水面に青空が映ったのか水そのものの透過光による青さなのか判然としない、摩訶不思議な世界、訪れた人…

美瑛の青い池その1

富良野の田園地帯を抜けて美瑛に向かう。今回の旅行で一番訪れたかった場所、「青い池」である。途中万年雪を被った十勝岳の雄大な山稜を見ながら十勝岳の山麓に入ってゆく。青い池は美瑛町の東南部、美瑛川左岸の標高約500メートルに位置しており、十勝岳の…

富良野のお花畑その2

フランスの国旗のような配色が美しい富良野のお花畑・・・

富良野のお花畑その1

富良野に「ふらのジャム園」というジャム工房があり、38種類のさまざまなジャムを販売していて人気スポットとなっていて立ち寄ってみた。そのジャム工房の裏にある丘全体がお花畑となっていて、まさに北海道ならではの風景が広がっていた。

富良野へ・・・

雄大な北海道の風景を見ながら一路富良野に向かう・・・

神の子池の神秘その2

摩周湖が他の湖と大きく違うのは、湖に流れ込む川も流れ出す川も無いことである。それでいて、春、摩周湖に大量の雪解け水が流れ込む時期になっても水位が変わらないのは、 湖の周辺に神の子池などの伏流水を湧き出させているからという。 神の子池の伏流水…

神の子池の神秘その1

静かな太古の原生林の中に隠れるようにして水をたたえる池、「神の子池」は摩周湖の近くにある摩周湖からの地下水が湧き出ている池で、摩周湖(カムイトー=神の湖)の伏流水からできているという言い伝えから「神の子」池と呼ばれている。この池の美しさは…

丹頂鶴親子とコスモスの風景

JR釧網線に沿って走る国道391号線(釧路市-網走市)を北上し摩周湖に向かう。途中道路のすぐ近くで餌を食む丹頂鶴の親子を見付けた。近づいても動じることなく丹頂鶴の綾子は堂々と北の大地で生きていた。

釧路港と釧路の夜の風景

釧路港と釧路の夜の風景釧路港。北海道最大の穀物輸出入港であり、北海道最大の穀物貯蔵施設や生産整備をもつ。地理的に扇状に広がる東北海道の要。釧路川の河口に位置し同地における港湾物流拠点として古くから発達した大規模不凍港である。明治時代から(…

釧路湿原その3

釧路湿原の北東の端にコッタロ湿原がある。コッタロ湿原は釧路湿原の中でも太古の自然をほうふつとさせる景観が残っていて、国立公園の特別保護地区に指定されている地域である。コッタロ湿原を望むコッタロ湿原展望台からは、ヨシ・スゲ湿原の広がりや蛇行…

釧路湿原その2

細岡展望台-釧路湿原の東側に位置する展望台。細岡展望台からは釧路川の大きな蛇行と釧路湿原の広がり、湿原の北側には雄阿寒岳・雌阿寒岳を望むことができる。この展望台は美しい夕日を見ることができる展望台としても知られているという。釧路湿原の中を…

釧路湿原その1

釧路湿原は北海道釧路平野に位置する日本最大の湿原である。面積18,290ha。湿原は釧路市の北側に広がる。湿原の大半は北海道川上郡標茶町と阿寒郡鶴居村、釧路郡釧路町に属し、湿原の中を釧路川が大きく蛇行しながら流れている。釧路市内のホテルに2泊の予定…

恋問海岸の風景

国道336線をさらに北上し、十勝川を越えると国道38号線(滝川市から釧路市へ至る一般国道、釧路国道)に合流。国道38号線と絡み合うようにして帯広から伸びてきた根室本線と並行して走ると白糠町に至る。白糠町も沖合に暖流と寒流の合流点である豊かな漁場を…

襟裳から釧路へその2

さらに国道336号線を北上、十勝港で海岸から離れ少し内陸部に入ってゆくと道路の両側には北海道の雄大な風景が広がる。かつては酪農地帯でよく見らみられたタワーサイロ。これは中に青刈りした牧草を貯蔵し、発酵させて家畜用飼料(牧草サイレージ)を作るた…

襟裳から釧路へその1

襟裳岬に別れを告げて車窓の左に太平洋の眺望が開ける国道336号線を通って釧路に向かう。この辺りの太平洋の沖合は津軽海峡を日本海から流れ出てきた暖流の対馬暖流とカムチャッカ半島のほうから流れてきた寒流がぶつかる豊かな漁場が広がり、昔から漁業の盛…

襟裳岬その2

岬の先端にある「襟裳岬風の館」では屋内展望室にある望遠鏡で岩場のゼニガタアザラシを観察することができ、襟裳岬には北海道で確認されている約550頭のゼニガタアザラシのうち、約300頭が生息している北海道最大の生息地という。

襟裳岬その1

北海道を南北に横たわる日高孫脈の最南端で太平洋に向かって突き出した岬、襟裳岬は北海道の形を大きく表徴する自然地形の一つであり、沖合い7 kmまで岩礁が連なる。岬の周囲は高さ60 mに及ぶ断崖となっており、三段に及ぶ海岸段丘が発達している。襟裳岬は…

日高昆布の天日干し風景

国道を235号線を通って一路襟裳岬に向かう。国道235号線は室蘭市から浦河郡浦河町に至る一般国道である。途中長い海岸線に沿って走る日高地方は「日高昆布」で有名であり、海岸で昆布を干す風景が視界に飛び込んでくる。昆布漁は7月から今月の彼岸ごろまで…

支笏湖初夏の風景その2

支笏湖を源流とする千歳川の源流口に架かる鉄の橋梁が唯一の人工物と感じられるような、原生林に囲まれた静かなたたずまいが漂う支笏湖の初夏・・・

支笏湖初夏の風景その1

支笏湖(しこつこ)は、北海道千歳市にある淡水湖。支笏洞爺国立公園に属し、日本最北の不凍湖。4万年ほど前に形成された支笏カルデラに水が溜まったカルデラ湖である。「日本最北の不凍湖」であるが、これは温かい水が湖の深部に残存していて水面を暖めるた…