京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

恋問海岸の風景

      

国道336線をさらに北上し、十勝川を越えると国道38号線滝川市から釧路市へ至る一般国道釧路国道)に合流。国道38号線と絡み合うようにして帯広から伸びてきた根室本線と並行して走ると白糠町に至る。白糠町も沖合に暖流と寒流の合流点である豊かな漁場を持つ町である。白糠から釧路までの海岸線は美しい響きをもつ恋問(こいとい)海岸の砂浜が広がり、その東側には海越しに釧路の市街地を臨むことが出来る。白糠町と釧路の中間点にあるのが道の駅「しらぬか恋問」である。「しらぬか恋問」から眺める太平洋は実に雄大であり、波打ち際で子供たちが楽しそうに打ち寄せる波と戯れていた。「恋問(コイトイ)」の語源は、「コイ(波)・トゥィエ(崩れる、壊れる)」という意味のアイヌ語地名で、「打ち寄せる波が砂丘を崩し(陸地を壊して)、川や沼に流れ込む」からきているという