京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

大笹原神社 中山道(滋賀県野洲市篠原)

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鏡の里から国道8号線を大津方面にしばらく走ると大篠原の交差点に出る。鏡の里からこの篠原のあたりは良
 
質のもち米が獲れることから篠原餅として古来から有名、中山道篠原宿に泊まる旅人の味覚を楽しませたに違
 
いない。鏡餅の発祥の地でもある。この交差点を左折してしばらく田園地帯を走ると、鎮守の森と赤い鳥居が目
 
に入る。大笹原神社(おおささはらじんじゃ)である。本殿 は室町時代(1414年)建立。三間社入母屋造、檜皮
 
葺。須佐之男(すさのおのみこと)、櫛稲田姫命(くしなだひめ)ほか五神を祀る。本殿は国宝に指定されてお
 
り、外部に施された装飾性に富む彫刻は華麗な東山文化の粋を極めている。本殿の右には、寄倍(よるべ)の池
 
と呼ばれる底なし沼があり、その昔水不足から御輿を二基沈めて祈願したところ、日照りが続いても枯れたこと
 
がないと云われる。 また、鏡餅発祥の由来から、鏡餅の元祖を祀った「鏡の宮」が境内に建てられている。