行祭である。曳山の中で演奏される水口ばやしと合わせて昭和60年(1985年)3月29日に滋賀県の無形民俗文
化財に指定された。
年)、水口神社の4月の上申日に行われていた祭礼に、当時の天神・天王・西町・東町・伝馬・悔町・新町・中町・
美濃部の9ヶ村の氏子が町の更なる繁栄を祈願して曳山を新造・奉納したのに起源を持つ。寛延(1748-51年)
以降に曳山の数を増し(およそ30基ほどが確認できる)、化粧も豪華なものへと変化していき、次第に近郷から
の見物客を集めるとともに藩主加藤氏による桟敷見物も行われるなど発展し、甲賀郡唯一の都市型祭礼として
現在13基の曳山があるが、毎年4基が交代で祭りに参加する。