津和野の町から城山の方向を眺めると、太鼓谷の峰に朱塗りの鳥居がぎっしりと並んだ参道が見える。信者か
ら奉納された1,000本の鳥居がトンネルを作り、その中を 300mほど登ると太皷谷稲成神社がある。開運厄除の
守護神として、中国、四国、九州の全域に信者をもつ。年間の参拝者は100万人を超えるといわれ、県内神社で
は出雲大社に次いで第2位である。とくに2月の初午祭、春秋の例祭には遠近の参詣者で町はふくれあがるほど
賑わうという。最後にもう一度本殿に手を合わせ、この旅最後の目的地、萩に向かった。