12年)11月3日に開通した。総工費149億円。山口県道276号角島神田線の一部。長さ1,780m、最大支間長102m
(橋脚:28基)かつて、角島へは渡船による交通が主であったが、完成により陸路でつながった。北長門海岸国
定公園内に位置することから、橋脚の高さを押さえ、周囲の景観に配慮した構造となっている。また、架橋ルート
の選定にあたっては、本土と角島の中間に位置する鳩島に橋脚を建設する案も検討されたが、自然景観保護
の観点から島を迂回する現在のルートが採用された。このような取り組みが評価され、2003年(平成15年)には
「土木学会デザイン賞2003」の優秀賞を受賞している。完成後はその景観から山口県の新たな観光名所となっ
ケ地として多く採用されているという。まことに美しいとしか言いようのない景観である。