京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

東山 夏の風景その2

照りつける夏の強い日差しに店の前に吊るされた幔幕や暖簾はそよぎともしない、暑い京の夏・・・

東山 夏の風景その1

白川に架かる行者橋に腰掛けて京都観光を満喫する外人観光客の姿、不作法といっていいのか・・・盛夏東山 の風景…

錦市場夏のざわめき

近年外人観光客が増えた錦市場もその賑わいは昔と変わらない・・・ 錦市場ー錦市場(にしき いちば)は、京都市中京区のほぼ中央に位置する錦小路通のうち、「寺町通 - 高倉通」 間に存在する食品販売中心の商店街である。魚、京野菜といった生鮮食材のほか…

京都寺町通り夏の風景その3

寺町通りをさらに南(四条通りへ)に向かい錦天満宮を左に見て錦通りを右折。

京都寺町通り夏の風景その2

三条寺町にある矢田寺は、白鳳4(700)年に天武・持統両天皇の勅願所として、奈良・大和郡山市にある矢田寺 の別院として、建立された。もともとは壬生にあったが、安土桃山時代の豊臣秀吉による区画整理で、本能寺も 同じ時期に三条河原町に移されたという…

京都寺町通り夏の風景その1

7月恒例の祇園祭が例年のない酷暑の京の町で行われている。7月10日の日、鉾建てとお迎え提灯行列の写 真を撮るため厳しい暑さを覚悟して出掛けた。地下鉄の市役所前で下車して寺町通りの夏の風景を撮りながら 南下。いろいろな老舗や古書店が立ち並ぶ寺町通…

坂本の初夏その9

高校野球の春夏の全国大会でも時折校名を見る比叡山高校は進学校としても有名で文武両道に秀でた高校学 校である。傳教大師として広く知られる最澄の生誕地である生源寺の境内もひっそりと静まり返っていた。最澄 は中国に渡って仏教を学び、帰国後、比叡山…

坂本の初夏その8

里坊と旧家が立ち並ぶ・・・・ちょうど日吉大社の南側にある延暦寺系の学校、比叡山高校の登校時間なのだろ う。里坊の通りや日吉大社の参道を高校生が登校してゆく。

坂本の初夏その7

夏の青空と石垣の白さの対比が美しい里坊風景・・・

坂本の初夏その6

静かな里坊の朝…厳しい暑さの朝の陽が苔むした石垣に美しい陰影を刻む・・・

坂本の初夏その5

里坊集落の中からふと見上げると山頂近くに二棟の社殿があることに気付く。山は比叡山の一部となる山で八 王子山といい、日吉大社の原点となる場所であるという。日吉大社の奥宮である二棟の社殿は三宮宮と牛尾宮 といい、左側の社殿は三宮(下七社):鴨玉…

坂本の初夏その4

現代になって里坊の価値が見直され、再建保存されるようになり、現在里坊は54ヶ寺ある。里坊の美しい景観の 特徴である石垣は穴太衆積みの石垣と云われる。 「石の声を聴き、石に従う」といい、自然石を巧みに組み合 わせて石垣をつくる穴太衆積みの技法は、…

坂本の初夏その3

鶴喜蕎麦の店がある日吉大社の参道から西教寺へ向かう脇道に入ると閑静な世界が広がる。穴太衆積みとい われる端正な石垣と旧家、そして里坊が点在する。「里坊」とは、まず「里坊」の対となる言葉は「山坊」である。 延暦寺は、三塔十六谷と呼ばれるように…

坂本の初夏その2

天台宗比叡山延暦寺は、昔より宮様が座主として御座りになった関係で、京都御所より度々ご来賓が在ったが山 上では食べ物も非常に不自由であり、鶴喜蕎麦が蕎麦調製の為山上に仕出していた。又、比叡山で断食の行を 終えた修行僧たちが、弱った胃を慣らす為に、蕎…

坂本の初夏その1

比叡山延暦寺の門前町として栄えた坂本。山麓の日吉大社の参道には創業300年を誇る入母屋造総二階建て の蕎麦屋の建物がどっしりと構えている。

惜夏 湖西の風景その5

畑棚田から山裾に降りてくると山里では既に稲刈が始まっていた。静かな里に豊穣の秋を告げる序曲のように コンバインのエンジン音が流れてゆく。

惜夏 湖西の風景その4

滋賀県高島市の畑地区にある棚田は「畑の棚田」と呼ばれ、「日本の棚田百選」に選ばれ、映画「男たちの大和 /YAMATO」のロケ地にもなっている。畑の集落は標高400mの山間地にすり鉢状に広がる棚田に見守られるよ うに家々が点在している。谷の傾斜に逆らわ…

惜夏 湖西の風景その3

鵜川を過ぎ、迫ってきた山裾と湖岸に挟まれた狭い場所を縫うようにして伸びる道路をしばらく走ると、湖面に浮 かぶようにして立つ鳥居が見えてくる。白髭神社の大鳥居である。 白鬚神社(しらひげじんじゃ)は、滋賀県高島市鵜川にある神社。国史見在社で、…

惜夏 湖西の風景その2

湖西線の電車が通過音を残して走り去る湖西鵜川辺りの風景。稲はたわわに実り豊穣の秋の序曲を奏でる。

惜夏 湖西の風景その1

惜しむ夏、晩夏の湖西風景・・・

嵐山灯籠流しその7

灯籠流しの美しさに見とれていると周囲からどよめきの声があがった。見るとちょうど午後8時、東の方向に小さ な光の点が浮かび上り、その点はたちまち「大」の字になってゆく。五山送り火である。今年大文字の送り火は見 ることが出来ないと諦めていたのに、…

嵐山灯籠流しその6

漆黒の夜の戸張が川面に広がってくると水面の灯篭は一段と美しく輝き、幻想的な雰囲気を漂わせながら流れ てゆく・・・ ふと気が付くと遠く清水寺の、空に向けられた探照灯の光の束が夏の夜空を貫いていた。

嵐山灯籠流しその5

日が暮れてき、提灯の明かりが増す時分になると僧侶の読経のもと、火が灯された灯篭流しが始まった。川に 流された灯篭は流れのままに広がり、まとまりつつゆっくりと流れてゆく。灯籠の明かりは時間とともにその鮮や かさを増してゆく・・・

嵐山灯籠流しその4

河川敷には次第に見物客が増加。嵐山の山々が薄墨がかかったように薄暗くなってくると会場では灯籠が組み 立てられ順次特設の台上に運ばれてくる。 渡月橋の上からは五山送り火のうち大文字と鳥居形を見ることができるが、その鳥居形が送り火の点火に向け て…

嵐山灯籠流しその3

渡月橋と桂川の川岸にはすでに見物客が場所どりをしてくつろいだ表情で時間を潰している。わたにとって初め ての見物であり、どの場所からの眺めがいいのかわからず人波に押されて渡月橋の中程までくると、川を渡って くる風の心地よさに誘われて欄干に持た…

嵐山灯籠流しその2

嵐山駅前から渡月橋までの賑わいの風景・・・

嵐山灯籠流しその1

毎年8月16日は女房と夕方墓参りを終えてから大文字鑑賞に出掛けるのが我が家の恒例となっているが、今年 は趣向を変えて嵐山で行われる灯篭流しを見にいくことにした。地下鉄東西線の終点「太秦天神川」で嵐電に乗 り換え嵐山に向かう。嵐電を運行する京福電…

古都の夏その8

三条大橋から木屋町へ・・・

古都の夏その7

祇園から鴨川四条大橋から三条大橋へ・・・

古都の夏その6

八坂の塔から八坂通りを西に、建仁寺まで・・・