京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

惜夏 湖西の風景その3

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鵜川を過ぎ、迫ってきた山裾と湖岸に挟まれた狭い場所を縫うようにして伸びる道路をしばらく走ると、湖面に浮

かぶようにして立つ鳥居が見えてくる。白髭神社の大鳥居である。

白鬚神社(しらひげじんじゃ)は、滋賀県高島市鵜川にある神社。国史見在社で、旧社格は県社。別称は「白鬚

大明神」「比良明神」。神紋は「左三ツ巴」。全国にある白鬚神社の総本社とされる。沖島を背景として琵琶湖畔

に鳥居を浮かべることから、「近江の厳島」とも称される。社伝では、垂仁天皇(第11代)25年に倭姫命によって

社殿が建てられたのが当社の創建であるという(一説に再建)。また白鳳2年(674年)には、天武天皇の勅旨に

より「比良明神」の号を賜ったとも伝える。境内は、慶長年間(1596年-1615年)に豊臣秀頼によって整備が行わ

れた。本殿は慶長8年(1603年)の造営。棟札等から、片桐且元を奉行として播州の大工の手で建てられたとさ

れ、重要文化財に指定されている。湖中に立つ大鳥居について古くは弘安3年(1280年)の絵図では陸上に描か

れているが、その後の琵琶湖の水位上昇に伴い水中に立つようになったと伝える。その伝説に基づいて昭和12

年(1937年)に鳥居の寄進がなされ、昭和56年(1981年)に現在に見る鳥居が再建された。