京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

嵐山灯籠流しその4

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河川敷には次第に見物客が増加。嵐山の山々が薄墨がかかったように薄暗くなってくると会場では灯籠が組み

立てられ順次特設の台上に運ばれてくる。

渡月橋の上からは五山送り火のうち大文字と鳥居形を見ることができるが、その鳥居形が送り火の点火に向け

て準備を進めている様子を眺めることができる。その様子をズームレンズで覗くと大勢の人々が忙しそうに動き

回っていた。嵯峨鳥居本曼荼羅山の中腹で行われる鳥居形の点火方法は以前は地面に打込んだ杭に青竹を

結びつけて立てておき、やがて時間がくると、太鼓を合図にあらかじめ燃やしてある親火の所ヘ松明をもって走

り松明に火を移して各火床の青竹に突き差していたが、現在では、鉄製受皿火床に松明をつきさして点火すると

いう。16日午前8時頃山の麓の会議所(嵯峨鳥居本町)から山上へ薪が搬ばれ、午後4時頃から再び送り火

点火準備が行われる。当山の松明は、松の根の部分(じん)を束にしたものを縦に組んで立てる。