京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

2017-01-01から1年間の記事一覧

坂本日吉大社辺り 初秋の風景その5

下坂本の国道161号線沿いにある坂本城址公園の入り口には「坂本城址」の碑が立っている。ここら辺りに明智 光秀によって築かれた坂本城があった。琵琶湖に面する平城であった。 坂本城は、琵琶湖の南湖西側にあり、大津市の北郊に位置する。西側には比叡山の…

坂本日吉大社辺り 初秋の風景その4

日吉大社から西教寺に向かう山裾の道路をしばらく走ると、左手に「八講堂千体仏地蔵」への案内板が目に 入った。案内に沿って左折し、細い坂道を登ってゆくと「千体仏地蔵」があった。比叡山延暦寺に残る「山門堂舎 記によると、八講堂は叡麓、日吉社の北に…

坂本日吉大社辺り 初秋の風景その3

大宮川から歩を進め求法寺(走井元三大師堂)の裏手の道をゆくと大鳥居が見えてくる。日吉大社の参道であ る。参道一帯は静かな初秋の大気に包まれていた。

坂本日吉大社辺り 初秋の風景その2

日吉大社の境内を流れる大宮川は比叡山から湧き出た水が川となり、琵琶湖に向かって流れてい.る。川に架 かる走井橋(国指定重要文化財)とその奥の大宮橋(国指定重要文化財)、美しい清流のせせらぎが秋の訪れ を感じさせる・・・

坂本日吉大社辺り 初秋の風景その1

坂本日吉大社辺り、初秋の風景・・・比叡山延暦寺の僧侶の隠居所であった里坊の一つであった止観院、土塀 越しの桜は来月の中旬ともなれば鮮やかな紅葉が始まる・・・

惜夏 湖西の風景その5

畑棚田から山裾に降りてくると山里では既に稲刈が始まっていた。静かな里に豊穣の秋を告げる序曲のように コンバインのエンジン音が流れてゆく。

惜夏 湖西の風景その4

滋賀県高島市の畑地区にある棚田は「畑の棚田」と呼ばれ、「日本の棚田百選」に選ばれ、映画「男たちの大和 /YAMATO」のロケ地にもなっている。畑の集落は標高400mの山間地にすり鉢状に広がる棚田に見守られるよ うに家々が点在している。谷の傾斜に逆らわ…

惜夏 湖西の風景その3

鵜川を過ぎ、迫ってきた山裾と湖岸に挟まれた狭い場所を縫うようにして伸びる道路をしばらく走ると、湖面に浮 かぶようにして立つ鳥居が見えてくる。白髭神社の大鳥居である。 白鬚神社(しらひげじんじゃ)は、滋賀県高島市鵜川にある神社。国史見在社で、…

惜夏 湖西の風景その2

湖西線の電車が通過音を残して走り去る湖西鵜川辺りの風景。稲はたわわに実り豊穣の秋の序曲を奏でる。

惜夏 湖西の風景その1

惜しむ夏、晩夏の湖西風景・・・

東海道関蝉丸神社上社その2

急峻な崖に張り付くようにして鎮座する関蝉丸神社。直ぐ近くを名神高速道路の高架橋が走る・・・

東海道関蝉丸神社上社その1

関蝉丸神社下社の前の国道161号線(西近江路)を京都方面に進むと国道1号線に繋がり、さらに進むと名神高 速道路の高架が見えてき、高架の下をくぐるとすぐ右手に現れたのが関蝉丸神社上社である。この1号線をもう しばらく走るとすでに紹介済の蝉丸神社の…

東海道関蝉丸神社下社その2

国道と鉄道の向こうに鎮座する神社、国道の自動車の走行音と線路の踏切の警笛と電車の通行音、静寂とは 縁遠い神社のたたずまいである。

東海道関蝉丸神社下社その1

前回「東海道逢坂山関址その3」蝉丸神社のページで「蝉丸を祀った神社はこの神社を含めて3か所ある。逢坂 の関址から国道一号線を大津に向かって行った名神高速道路の高架橋あたりにあるのが「関蝉丸神社上社」 で、さらに国道一号線から分かれた国道161号…

嵐山灯籠流しその7

灯籠流しの美しさに見とれていると周囲からどよめきの声があがった。見るとちょうど午後8時、東の方向に小さ な光の点が浮かび上り、その点はたちまち「大」の字になってゆく。五山送り火である。今年大文字の送り火は見 ることが出来ないと諦めていたのに、…

嵐山灯籠流しその6

漆黒の夜の戸張が川面に広がってくると水面の灯篭は一段と美しく輝き、幻想的な雰囲気を漂わせながら流れ てゆく・・・ ふと気が付くと遠く清水寺の、空に向けられた探照灯の光の束が夏の夜空を貫いていた。

嵐山灯籠流しその5

日が暮れてき、提灯の明かりが増す時分になると僧侶の読経のもと、火が灯された灯篭流しが始まった。川に 流された灯篭は流れのままに広がり、まとまりつつゆっくりと流れてゆく。灯籠の明かりは時間とともにその鮮や かさを増してゆく・・・

嵐山灯籠流しその4

河川敷には次第に見物客が増加。嵐山の山々が薄墨がかかったように薄暗くなってくると会場では灯籠が組み 立てられ順次特設の台上に運ばれてくる。 渡月橋の上からは五山送り火のうち大文字と鳥居形を見ることができるが、その鳥居形が送り火の点火に向け て…

嵐山灯籠流しその3

渡月橋と桂川の川岸にはすでに見物客が場所どりをしてくつろいだ表情で時間を潰している。わたにとって初め ての見物であり、どの場所からの眺めがいいのかわからず人波に押されて渡月橋の中程までくると、川を渡って くる風の心地よさに誘われて欄干に持た…

嵐山灯籠流しその2

嵐山駅前から渡月橋までの賑わいの風景・・・

嵐山灯籠流しその1

毎年8月16日は女房と夕方墓参りを終えてから大文字鑑賞に出掛けるのが我が家の恒例となっているが、今年 は趣向を変えて嵐山で行われる灯篭流しを見にいくことにした。地下鉄東西線の終点「太秦天神川」で嵐電に乗 り換え嵐山に向かう。嵐電を運行する京福電…

古都の夏その8

三条大橋から木屋町へ・・・

古都の夏その7

祇園から鴨川四条大橋から三条大橋へ・・・

古都の夏その6

八坂の塔から八坂通りを西に、建仁寺まで・・・

古都の夏その5

清水二年坂、三年坂夏の風景・・・

古都の夏その4

大雲院に別れを告げて「ねねの道」を清水寺方面に向かう。道が豊臣秀吉の正室北の政所ねねにゆかりのある 高台寺の西側を通ることから「ねねの道」と名付けられた。北の政所はこの地で19年の余生を送った。 以前は高台寺道と呼ばれたこの「ねねの道」は現在…

古都の夏その3(大雲院4)

大雲院の西側にある墓地には織田信長信忠親子の碑と石川五右衛門の墓がある。 天正15年(1587年)正親町天皇の勅命を受けるという形で、貞安を開山として、織田信長の子信忠の菩提を弔う ために、信忠が討たれた二条御所跡(烏丸御池)に創建したのが初めで…

古都の夏その3(大雲院3)

境内にある鐘楼はもともと北野天満宮にあった鐘楼と、元々八坂神社にあった梵鐘を、明治の廃仏毀釈で不要 となったものを貰い受けたもの。祇園閣の鉾先には大倉喜八郎の本名、鶴吉(鶴彦)に因み翼を広げた鶴(人の 背丈ほど)が飾られている。また屋根は銅…

古都の夏その3(大雲院2)

パンフレット掲載写真 境内を抜けて国の有形登録文化財に指定しれている祇園閣の入り口に至る。祇園閣最上階の扁額は大倉喜八 郎筆「万物生物光輝」、入口の上部の扁額「祇園閣」は西園寺公望筆。入口を入った場所に阿弥陀如来が安置 されている。祇園閣の上…

古都の夏その3(大雲院1)

円山公園から野外音楽堂の脇を抜けて清水寺方面に右折する道路の角にある寺が大雲院。境内に祇園閣とい う山鉾に似せた目立つ建物があることで有名だ。この大雲院、普段は公開していないが、「京の夏の旅キャン ペーン」の一環として特別公開されている。清…