2017-08-18 古都の夏その3(大雲院4) 夏 #写真 大雲院の西側にある墓地には織田信長信忠親子の碑と石川五右衛門の墓がある。 天正15年(1587年)正親町天皇の勅命を受けるという形で、貞安を開山として、織田信長の子信忠の菩提を弔う ために、信忠が討たれた二条御所跡(烏丸御池)に創建したのが初めで、大雲院という寺院名は、信忠の法名 からつけられた。また境内墓地には石川五右衛門の墓があり、これは処刑前に市中を引き回された五右衛門が 大雲院門前に至った際、貞安が引導を渡した縁によるもので、意外な歴史上の人物と縁のある寺に驚かされ る。