光秀によって築かれた坂本城があった。琵琶湖に面する平城であった。
と山中道の2つの道は両国を結ぶ道路が通じており、中世、近世において頻繁に利用され、比叡山の物資輸送
のために港町として、坂本は交通の要所として繁栄していた。現在城郭の大半は宅地化され、推定地の中央に
かけて木戸城、田中城を落城させ、また湖面より囲船にて湖北の浅井勢に襲撃し打撃を与えた。その後、石山
もろとも落城したという。
公園内には明智光秀の石像が建っている。公園から眺めた琵琶湖は風光明媚な秋の気配が漂っていた。
わたしの知人が坂本に住んでいてこの坂本城の地元住民による再建運動に参加しているが、遺構がほとんど
残っていないことや資金面でなかなか難しいという。