京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

湖東三山百済寺の新緑その6

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石段を上りきると本堂が威容を誇っていた。本堂は室町時代の明応7年(1498)に火災にあい、文亀3年(1503)に兵火をうけ、さらに織田信長によって天正元年(1573)全山焼失した。その後天正12年に堀秀政により仮本堂が建立された。のち天海僧正の高弟亮算が入寺し、堂舎再興の勅許を得て諸国に勧進し、江戸時代の慶安3年(1650)現在の本堂が竣工。建物は、一重、五間六間、入母屋造で正面中央に軒唐破風が付せられている。金剛輪寺西明寺の本堂よりもひとまわり小さいが、天台形式の構造をもった均整のとれた建造物で、平成16年12月に文化庁より重要文化財の指定を受けている。