2016-06-28 中山道醒井宿 街道をゆく #写真 滋賀県米原市醒井にある中山道61番目の宿場。古代からの交通の要衝であり、『日本書紀』の日本武尊伝説に 登場する「居醒泉」(いさめがい)が醒井の地名の由来であるといわれる。豊富な湧き水があったことが、旅人の 休憩場所として最適の条件であったことは間違いない。今も地蔵川の清らかな流れが町を潤している。 天保14年(1843年)の『中山道宿村大概帳』によれば、醒井宿の宿内家数は138軒、うち本陣1軒、脇本陣1軒、 旅籠11軒で宿内人口は539人であったという。