京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

立木神社の春その1

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草津川の支流、伯母川に架かる立木橋の側にある立木神社にも春がやってきた。立木橋はかつて京からやってきた旅人が渡った橋であった。立木橋を渡ると草津宿の町並みに入る。

立木神社は東海道中山道が合流する宿場町「草津宿」に鎮座し、交通の守り神として草津宿を通る人々の信仰を集めてきた。また江戸時代になると参勤交代で諸大名が草津宿に宿泊・通過するさいには必ず道中の安全を祈願し、結果事故や災難に遭うことは無かったと言われた。平安時代の武官 坂上田村麿が、征夷大将軍に任命され東北制圧に向かう際、立木神社に立ち寄り道中安全と厄除開運を祈願し大般若経一部を寄進した。結果坂上田村麻呂は大勝利をおさめ都に凱旋する。この故事に由来し、現在では交通安全の他に厄除開運のご利益があるとされ広く崇敬を集めている。