2020-04-05 立木神社の春その1 京、近江の桜シリーズ 滋賀県草津市草津にある立木神社。東海道の草津宿にあったため厄除開運・交通安全の神社として信仰を集めてきた。京都三条大橋を旅立った旅人は江戸に向かって東海道を下り、草津川の支流である伯母川に架けられた橋を渡り草津の宿場に入る。その橋のたもとにあるのが立木神社である。当社は草津宿にあり、東海道と中山道の分岐点でもあるために大変な賑わいを見せた。また参勤交代のおりに諸国の大名が草津宿を通過する際には必ず当社に道中安全を祈願し、結果、事故災難はなかったと伝えられている。