京の四季
琵琶湖から大阪湾へとそそぐ淀川を滋賀県域では、瀬田川と呼ぶ。瀬田川は琵琶湖唯一の流出川であり、瀬田の唐橋から石山寺の山門を右岸に見てゆったりと流れ、南郷の洗堰を経て山間に入る。川幅は狭くなり流れは次第に激しくなって、立木観音が奉られた急峻…
先般紹介した京都・嵐山間を繋ぐ嵐電パートツー。春を思わせるような日差しを浴びた車内の和やかな風景。小さな駅のベンチで会話の静かな時を過ごす年寄りたち。そして静かな冬の嵐山、もうしばらくすると山紫水明の春が渡月橋を渡ってくる。
京都北野神社の東門を出ると上七軒(かみひちけん)通りである。上七軒は京都の五花街の一つであり、かつて西陣の織屋の旦那衆で賑わった花街であるが、西陣の衰退とともにその面影はかってのような華やかさはないがそれでも毎年4月に行われる歌舞練場での「…
あいにくの雨模様の終い天神。時々冬の薄日が差していた
外人観光客も多い終い天神の風景
昔に較べて年の暮れに京都祇園を訪れる観光客が増えた。昔は底冷えのする厳しい京都の冬もこの日は春を思わせるような陽気の師走の祇園であった。
写真は七条大橋からの上流(北)方面の景色。遠くに小さく見える橋は正面橋。正面通りはこの橋を渡って左は(西方面)河原町通りまで、右、すなわち東方面は豊臣秀吉が築いた方広寺、秀吉を祭る豊国神社と続く。正面橋の北側一帯を六条河原といい、豊臣時代は刑…
つるべ落としの冬の陽が傾く頃、京都の西山の麓にある園芸店に行ってみた
数十年ぶりに大原三千院を訪れた。三千院境内は昔と少しも変わらないのに門前の土産店の変貌には驚く。昔のひなびた風情がすっかりなくなってしまった
京都堀川通り寺ノ内の近く京都市上京区本法寺前町にある茶道表千家、裏千家の発祥地。昨年5月ブログで初夏の風景を掲載したが雪景色もまた一段と風情がある。凛とした茶の心が伝わってくるようだ。
清水坂を一人の修行僧が黙々と歩いていた。
古都の冬の寒さは底冷えという言葉にふさわしい厳しい寒さである。この日はさすがに観光客の姿は少なかった
雪のある京街並みは風情があって静かで心が鎮まる思いがする
いつに変わらない境内の風景。最近こういった場所でのインド人や中近東の外国人の食べ物の露店の進出が目につくようになった。この世界でもグローバル化が進んだということであろうか。それにしても場所を仕切る組織や他の的屋たちとの関係はどうなっている…
鬼が境内を練り歩くと、厄払いを求める人々は頭を垂れて扇子でもって頭をなでてもらい、厄払いと今年一年の無病息災を祈願する。
幼い頃、豆まきで「鬼は外、福は内」と小さな声を出して親の後ろについて家の中を回ったことを思い出す。そういえばあの頃の家には小さくて真っ暗な部屋があって鬼が潜んでいるような怖さがあった。最近は闇の怖さというものを知らずに育った子供が多いので…
今年は雨の中の節分となった。毎年恒例となっている京都の吉田神社にお参りに出かけた。節分は季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、それを追い払うために立春の前日に行われる伝統行事であるが、節分を迎えるとまだまだ寒いけれど春の予…
京都壬生寺の節分会老若男女の善男善女は家内安全を祈って炮烙(ほうらく)焼きの皿を奉納する
正月の町かどの風景
文久3年、近藤・芹沢ら浪士組が京都に残ることを決めてから、慶応元年に西本願寺に屯所を移すまでの約2年間、隊士達は前川邸と坊城通りに面した八木邸など壬生の旧家に分宿した。写真は新撰組壬生屯所のあった旧前川邸、新撰組初代局長・芹沢鴨らが暗殺され…
宵ゑびすの日の祇園町。裏通りは人影もなく静寂そのものだ。都をどりが行われる頃の華やかな祇園もい いが、こんな静かな祇園も風情があってまたいい。
京都ゑびす神社の初ゑびすは1月8日招福祭、9日宵ゑびす祭、10日十日ゑびす大祭(初ゑびす)、11日残り福祭、12日撤福祭と5日間にわたって執り行われる。9日の宵ゑびすの午後、京都ゑびす神社と八坂神社の境内にある祇園蛭子社にお参りに出かけた…
稲荷山の頂上から西を見ると西山に日が傾き、京都の南部が夕焼けの空に暮れようとしていた
稲荷山の頂上までの参道にはそろそろ一息入れたいと参詣人が思う場所に茶店が店を並べている。茶店の雰囲気は昭和30年代以前にタイムスリップしたような懐かしい趣がある。
静かに時が流れる正月2日の八坂神社界隈・・・
おみくじを引いて今年の運勢を占う。いつもながら初春の風景に見られる緊張の一瞬だ
「甘党の素通りできぬ二寧坂」の看板が店先に立っている甘党の店「かさぎ屋」大正3年に出来た店に入るとたちまち大正ロマンの香りが漂ってくる。二寧坂の周囲には見られなくなった古き京都がそこにはある・・・
伏見稲荷大社参道の初春風景
清水寺に向かう二寧坂(二年坂)にある「御所人形島田耕園」の工房。写真の当主は五世島田耕園。初代庄兵衛がここ京都東山に人形工房を開いて百五十年。この工房で製作されるオリジナルの干支置物を買い始めてもう十年以上になる。限定製作だから正月三が日…
重要文化財である八坂神社西楼門は四条通の東端に位置し、大勢の観光客が訪れる東山地域観光の入り口にもあたり、その優美な姿から京都を代表する景観として、市民はもとより内外の観光客にもひろく親しまれている。創建は平安時代、応仁の乱で焼失したが、…