大手門

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄板と鋲で覆われた大手門。徳川家康が天下を取ってから建てられた城だから、これほどの防御はいらないと

 

思うのだが、まだ脆弱な幕府創成期であり、徳川幕府のゆるぎない権威を見せる必要があったのだろう。

 

だから権威の象徴ともいえる五層の天守閣は1750年（寛延3年）雷による火災により焼失したが、すでに幕府の

 

体制は盤石なものとなっていた時代だから、天守閣は再建されることはなかった。