2022-03-20 石山寺の春その3 春 くぐり岩を過ぎると本殿に続く石段の下に出る。急な階段であり登るのに躊躇していると近くに緩やかな石段があるとの案内が目に入り、そちらに向かい本殿の前の広場に到着。荘厳といってもいいい珪灰石の巨大な岩盤とその上方に建つ国宝の多宝塔の甍が目に飛び込んでくる。振り返って見れば石段の上り口に立つ天平時代からの樹齢の神木、苔むした杉の大木が迫ってくる。そしてその横に建つ毘沙門堂、さらにその奥には重要文化財である弘法大師を祀る御影堂が厳かに建っていた。