2020-11-20 唐桑半島秋の風景その2 20秋の奥州路をゆく 大理石の海触により奇岩が連続し、 半島の前田浜から沖合を見たとき、あたかも大きな釜の中でお湯が煮えたぎっているように見え、また、沖にある八幡岩が蓋のようにも見えることから「巨釜(おおがま)」と呼ばれている。巨釜には、高さ16m、幅3mの大理石の石柱「折石」があり、観光のシンボルとなっている。明治29年(1896年)の三陸大津波の際、先端部分が2mほど折れたことから折石と呼ばれている。巨釜駐車場から海に向かって遊歩道を行くと、大海原とともに折石が姿をあらわし、眼下に広がる景観は圧巻である。