京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

天台宗別格本山毛越寺その1

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中尊寺のあと毛越寺に向かう。

毛越寺(もうつうじ)は慈覚大師円仁が開山し、藤原氏二代基衡(もとひら)から三代秀衡(ひでひら)の時代に多

くの伽藍が造営された。往時には堂塔40僧坊500を数え、中尊寺をしのぐほどの規模と華麗さであったといわれ

ている。奥州藤原氏滅亡後、度重なる災禍に遭いすべての建物が焼失したが、現在大泉が池を中心とする浄土

庭園と平安時代の伽藍遺構がほぼ完全な状態で保存されており、国の特別史跡特別名勝の二重の指定を受

けている。平成元年、平安様式の新本堂が建立された。現在の本尊は薬師如来立像(平安時代後期の作。脇

侍は日光菩薩月光菩薩)。境内は「毛越寺境内 附 鎮守社跡」として国の特別史跡、庭園は「毛越寺庭園」とし

特別名勝に指定されている。2011年(平成23年)6月26日、「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古

学的遺跡群-」の構成資産の一つとして世界遺産に登録された。