京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

奥州平泉 中尊寺その1

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中津川渓谷で奥州の秋を満喫した後一路福島に向かい、福島駅の駅前でレンタカーを返却。駅前から仙台駅

行きの高速バスに乗り、夕方仙台駅の駅前に到着、迎えに来てくれた娘と逢うことが出来た。

翌朝ご亭主の運転する車に乗って娘夫婦と今回の旅行の一番の目的であった平泉の中尊寺に向かった。

中尊寺は、岩手県西磐井郡平泉町にある天台宗東北大本山の寺院。奥州三十三観音番外札所。山号は関山

(かんざん)、本尊は釈迦如来である。寺伝では円仁の開山とされる。実質的な開基は藤原清衡

奥州藤原氏三代ゆかりの寺として有名であり、平安時代の美術、工芸、建築の粋を集めた金色堂を始め、多く

文化財を有する。 境内は「中尊寺境内」として国の特別史跡に指定されている。2011年(平成23年)6月26日、

「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」の構成資産の一つとして世界遺産に登録され

た。

「関山中尊寺」と刻まれた石柱の出迎えを受けて月見坂と呼ばれる参道を行くと、左手に弁慶堂があった。平泉

の歴史を語る時外せない義経と弁慶の主従。その弁慶を祀ったのが弁慶堂である。案内板によると「この堂は

通称弁慶堂という文政9年(1826)の再建である。藤原時代五方鎮守のため火伏の神として本尊勝軍地蔵菩薩

を祀り愛宕宮と称した傍らに義経公と弁慶の木像を安置した。弁慶像は文治5年(1189)4月高館落城と共に主

君のため最期まで奮戦し衣川中の瀬に立往生悲憤の姿となった・・・」とある。