京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

鏡神社

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滋賀県蒲生郡竜王町鏡、旧中山道国道8号線)にある鏡神社。鏡の里は中山道の鏡宿として、平穏時代から
 
鎌倉、室町時代に栄えた。江戸時代に入ると、「守山宿」と「武佐宿」の間の宿(あいのしゅく)となってしまい、宿
 
場の指定から外されてしまったが本陣、脇本陣も置かれ、特に紀州侯の定宿で、皇族、将軍家の名代をはじめ
 
多くの武士や旅人の休憩の宿場町としての役目を果たしてきた。鏡神社は南北朝時代の建築で「日本書紀」に
 
も記されている朝鮮半島新羅から陶製技術(渡来文化)を伝えた天日槍(あめのひぼこ)を祀る神社。本殿は
 
三間社流造り(さんげんしゃながれづくり)の、こけら葺(ぶき)で国の重要文化財に指定されている。また鏡宿の
 
近く国道沿いにあるにある小さな池は源義経元服池と呼ばれ、遮那王(牛若丸)が京の鞍馬山より奥州平泉へ
 
向かう途中、鏡宿(白木屋)に泊まった際、前髪を落として元服したと伝えられる池で源九郎義経と名乗ったのが
 
16歳であったと伝えられている。元服を終えた源九郎義経はただ一人でこの鏡神社に参拝したという。元服
 
日は承安4年(1174年)3月3日は新暦では3/24頃〜4/22頃とであり、参拝した日も写真のようにさくらが満開だっ
 
たかもしれない。