2018-12-03 臨済宗妙心寺の秋その8 秋 #写真 建物内撮影禁止のためインターネットから転載 妙心寺塔頭のひとつ、大法院の露路庭園の紅葉。大法院は真田幸村の兄で松代藩主であった真田信之の菩 提寺として創建された。寺名は信之の法名「大法院殿徹岩一明大居士」に因む。墓地には真田信之の外真田一 族の墓と松代藩の藩士で兵学者であった佐久間象山の墓がある。佐久間象山は元治元年(1864年)一橋慶喜 に招かれて上洛し、慶喜に公武合体論と開国論を説いた。しかし当時の京都は尊皇攘夷派の志士の潜伏拠点 となっており、「西洋かぶれ」という印象を持たれていた象山には危険な行動であった。7月11日、三条木屋町で 前田伊右衛門、河上彦斎等の手にかかり暗殺された。享年54であった。