京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

臨済宗妙心寺の秋その8

イメージ 8

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 7
建物内撮影禁止のためインターネットから転載

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

妙心寺塔頭のひとつ、大法院の露路庭園の紅葉。大法院は真田幸村の兄で松代藩主であった真田信之の菩

提寺として創建された。寺名は信之の法名「大法院殿徹岩一明大居士」に因む。墓地には真田信之の外真田一

族の墓と松代藩藩士兵学者であった佐久間象山の墓がある。佐久間象山は元治元年(1864年一橋慶喜

に招かれて上洛し、慶喜公武合体論と開国論を説いた。しかし当時の京都は尊皇攘夷派の志士の潜伏拠点

となっており、「西洋かぶれ」という印象を持たれていた象山には危険な行動であった。7月11日、三条木屋町

前田伊右衛門河上彦斎等の手にかかり暗殺された。享年54であった。