水口岡山城は、椀を伏せたような姿を見せる大岡山(だいこうやま)、通称城山(古城山)と称される標
高282mの山一帯に築かれた山城で、別名を水口古城ともいう。
築かせた山城で、当時は水口城と呼ばれた。
行の一員があてられていることからも秀吉がこの水口の地を重要視していたことが窺える。これは秀吉
的として築いたことは疑うべくもない。
められて水口岡山城は落城した。
した。この時、水口城を築城するにあたって水口岡山城の石垣を石材として利用したとも伝えられる。
水口城が築城なった時点で、水口岡山城は廃城となったと考えられる。
頂上からは水口の町が一望でき、江戸時代に築かれた水口城の甍が木々の中に見えていた。城址の一角にい
つ置かれたのであろうか小さな石仏がやや西に傾いた初夏の日差しに輝いていた。