京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

鹽竈神社へその1

遊覧船を降りて、港にあるマリンゲート塩釜の中にある寿司屋で腹を整えてから、塩釜市内に続く津波避難デッ キに上って港全体の風景を眺めてから、徒歩で30分ほどかかる鹽竈神社(しおがま)に向かった。鹽竈神社は市 内からでもよく見える一森山という小高…

松島湾の風景その5

静かな湾内を滑るようにして航行した遊覧船は塩釜港に着岸した。 塩釜港は古くから陸奥国府多賀城のへの荷揚げ港として開かれたといわれ、藩政時代伊達政宗の水運振興策 によって港町としての機能を発揮するようになり、四代藩主綱村公の特別保護政策により…

19八朔の日 祇園その5

暖簾をくぐる舞妓さんの三本足のえりあしが美しい・・・

松島湾の風景その4

遊覧船は大小様々の島影を縫って進んでゆく。塩釜までは50分の船旅である。湾内のあちこちに養殖イカダが 浮いている。牡蠣の要職である。松島湾の沿岸漁業の水揚げ高、売上高ともに牡蠣が全体の7割以上を占める ほど代表的な水産業という。松島湾でカキの養…

19八朔の日 祇園その4

新橋通りを次々と舞妓さんや芸妓さんが姿を見せると写真愛好家たちの人影が大きく揺れ、辺りには華やいだ 雰囲気が流れる。

19八朔の日 祇園その3

八朔の祇園の写真を撮るようになって10年以上になるが、八朔の日にこの巽橋を渡る芸妓さんや舞妓さんの数 が近年随分減ってきた。橋の袂で写真を撮ろうとする写真愛好家の数が近年増加して、時には通行の妨げにな ることもあり、巽橋を敬遠するようになった…

松島湾の風景その3

五大堂の拝観を終わってすかし橋を渡った頃には雨はようやく止んでいた。これから松島湾の湾内遊覧船に乗 船する時に雨が止むとはラッキーと思いながら、五大堂とは反対側に位置する乗船場に向かった。観光桟橋に は大小の遊覧船が係留されていた。松島湾遊…

松島湾の風景その2

松島湾を臨む広場に出ると左の方に海岸と橋でつながれた小島が目に入った。五大堂の建つ小島である。 五大堂は景勝地松島にある仏堂であり、同町にある臨済宗妙心寺派の寺院・瑞巌寺の境外仏堂である。 伝承 によれば大同2年(807年)、坂上田村麻呂が奥州遠…

19八朔の日 祇園その2

今年架け替えられた巽橋の欄干はまだ檜の香りが残り、白川、巽橋の名は墨痕鮮やかに書かれていた。

松島湾の風景その1

総門から海岸通りに出ると眼前に雨に煙る松島湾が広がっていた。松島湾は日本三景(京都府天橋立、広島県 宮島)の一つである。松島湾はリアス式海岸で、この地域の大部分の地層は凝灰岩、砂岩、礫岩など侵食に非 常に脆い岩質で出来ており、特に波に洗われ…

19八朔の日 祇園その1

また八朔の日、8月1日がやって来た。連日記録続きの猛暑に見舞われる日本列島。京都の祇園も凄い暑さだろ う。今年はもう行くのはやめるかと前日まで思っていたが、当日の素晴らしい夏晴れに誘われまた今年も京都に 向かってしまった。京都地下鉄の三条京阪…

円通院から瑞巌寺へその5

初夏の雨は休みなく降り続き、苔も庭石も手水もしっとりと濡れて静寂が辺りを包む。 境内の散策を終え、参道を通って総門に至り振り返ってみると雨に濡れそぼった参道の石畳が広がっていた。 参道の両側はかつては深い杉並木に覆われて昼なお暗かったという…