京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

秋の敦賀金ヶ崎城址をゆくその2

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敦賀城址に至る山道を登ってゆくと敦賀市内と敦賀港の展望が開ける。敦賀湾に面した敦賀の気候は季節風

の強まる冬でも、日本海沿岸地域では比較的穏やかであり、古代より畿内北陸道を結ぶ北国街道の脇街道

ある西近江路(あるいは鯖街道若狭街道敦賀街道、七里半越とも(現国道161号、国道367号等))、深坂越、

新道野越(現国道8号等)や木の芽街道(現国道476号等)、山陰道への丹後街道(現国道27号等)が通り、また

畿内や瀬戸内海に繋がる水運を利用できる琵琶湖からは愛発関を越えてすぐ北側に位置するため交通の要衝

とされ、街道沿いには氣比神宮が鎮座して門前町が形成されて、敦賀港とともに発展してきた。敦賀市は、木ノ

芽峠のすぐ南側で若狭湾の最も東に位置する。更に、日本海側と太平洋側が最も接近する地域(分水嶺)が敦

賀湾と琵琶湖最北岸を結ぶ線である。琵琶湖の北端から市街地まで20kmも離れていない。敦賀は典型的な扇

状地地形であり周囲三方を山に囲まれている。またリアス式海岸である若狭湾の東端に位置する。湾は海に入

ると急激に水深が下がるため敦賀港は天然の良港である。

素晴らしい敦賀湾の風景を眺めながらさらに足を進めると、金ヶ崎城古戦場の碑が見えてきた。