京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

にしん街道旧花田屋番屋

にしん街道にある「道の駅おびら鰊番屋」は敷地内に国指定の重要文化財「旧花田家番屋」(鰊番屋)があり、道の駅の施設自体もそれに合わせて古い木造の建築物風に建てられている。「旧花田家番屋」は1905年頃に建築された鰊御殿で、地元の網元であった花田家によって建てられた二階建ての家屋である。花田家の一族と漁師たちのほか、船大工、鍛冶職人、屋根職人などが居住しており、200人ほどが住むことができた。現在、北海道内に残っている番屋としては最も規模が大きいものである。1971年に重要文化財に指定され、現在は一般公開されている。道の駅の敷地内に建つ銅像は「松浦武四郎翁」の像。松浦 武四郎(文化15年2月6日〈1818年3月12日〉 - 明治21年1888年〉2月10日)は、江戸時代末期(幕末)から明治にかけての探検家・浮世絵師・著述家・好古家。名前の表記は竹四郎とも。雅号は北海道人(ほっかいどうじん)、多気志楼など多数。蝦夷地を探査し、北加伊道(のちの北海道)という名前を考案したほか、アイヌ民族アイヌ文化の研究・記録に努めた人物。