京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

金勝山 金勝寺その1

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拙宅から車で半時間ほどで行ける古拙な山寺がある。金勝山(こんぜやま)という標高(604.7m)の山の山頂近くにある金勝寺(こんしょうじ)という寺である。金勝寺は滋賀県栗東市荒張にある天台宗の寺院で山号は金勝山。本尊は釈迦如来奈良時代に良弁によって開基された。古くは大菩提寺と称し、湖南地方の仏教の一大拠点として栄えた大寺院であったという。中世には源頼朝義経足利尊氏・義詮(よしあきら)多くの人々が帰依し、湖南仏教文化の中心をなした。参道を登りつめると仁王門、そして一段高く正面に本堂(本尊釈迦如来像を安置)、その手前右に二月堂(軍荼利明王像を安置)が立っている。参道の下から見上げた仁王門は苔むした石段の先にあり、見るからに古びた山寺の趣きが漂う。仁王門の左右に立つ仁王は鎌倉期の像であり、像高約2.4mあるという。仁王門に近づくと自動的に照明灯が点く仕掛けになっている。