京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

盛岡市内の風景その1

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盛岡城跡公園を出て、盛岡市の中心部に向かうと赤煉瓦の建物が目に入った。岩手銀行赤レンガ館である。1911年(明治44年)に盛岡銀行本店として完成。2012年まで100年余りにわたり銀行として使われたのち、2016年に多目的ホールおよび創建当時の館内の模様を展示する施設としてオープンした。1994年12月27日、「岩手銀行(旧盛岡銀行)旧本店本館」の名称で、現役の銀行建築として初めて国の重要文化財に指定された(岩手銀行赤レンガ館として再オープン後も、重要文化財としての名称は変更されていない)。2012年8月3日、中ノ橋支店を隣接地に移転し、銀行としての営業を終了。約3年かけて内部の修復を行って、2016年7月17日に公開施設「岩手銀行赤レンガ館」として開館した。日本銀行本店などを手がけた辰野金吾と、盛岡出身の葛西萬司が設計を担当。辰野の作品の中では、東北地方で唯一現存する建物である。交差点の角地に建ち、東南隅に八角形の塔、南面の西寄りには四角形の塔を設け、東面北端には切妻屋根が突出するなど、立体感に富んだ構成とする。外壁は赤レンガに花崗岩の帯を回す。屋上にドームを載せる点、赤レンガに石材でアクセントを加える点などに辰野の作風が現れている。1階の営業室吹き抜けを囲むように、2階には回廊がめぐらされている。