近江八幡市江頭の古い町並みの風景。町角にある太鼓堂には時を告げる太鼓と火災と堤切れなど村民に緊急
を知らせる半鐘があった。太鼓は夜の10時に鳴らし村人の帰宅を促したという。10時を過ぎてね夜遊びをした若
い衆は、次の日親とともに庄屋に呼び出され土間の赤石に頭を擦り付けて詫びたという。
二棟の校舎が新築された。新校舎は5教室で生徒数は213人もいたという。 明治19年には「尋常科江頭小学校」
および第16学区「高等科江頭小学校」に改められ、県下9校の内の一校として遠くの村からも通学したという。
古い明治の雰囲気を今に残す町の風景である。